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カテゴリー:ラス恋入門
ラス恋 運営事務局
執筆者ラス恋 運営事務局
2026年9月17日

50代の婚活は遅い?【2026年版】データで見る現実と4つの始め方

50代の婚活は遅い?【2026年版】データで見る現実と4つの始め方

50代の婚活は遅くありません。2020年の国勢調査では50歳時点で一度も結婚していない人が男性28.25%・女性17.81%にのぼり、独身は珍しいことではなくなっています。この記事では公的統計と自社の調査データをもとに、50代の婚活の現実、4系統の手段の選び方、女性・男性それぞれの進め方、費用と安全対策までをまとめました。

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50代の婚活の現実|未婚率・再婚率をデータで見る

50歳時点の未婚率は男性28.25%、女性17.81%です(2020年国勢調査)。男性は約3.5人に1人、女性は約5.6人に1人が50歳時点で一度も結婚していない計算になります。

この章では、50代の独身がどれだけ一般的になったのか、そして男女で独身の中身がどう違うのかを統計から確認します。実際の出会いの入口については50代の出会いの場おすすめ7選!タイプ別診断であなたに最適な出会いがわかるでも整理しています。

50歳時点で一度も結婚していない人は男性28.25%・女性17.81%

50歳時未婚率は男性28.25%・女性17.81%。40年前と比べると男性は10倍以上に増えています。

2020年の国勢調査によると、50歳時未婚率(50歳の時点で一度も結婚したことがない人の割合)は男性28.25%、女性17.81%です(出典:国立社会保障・人口問題研究所「人口統計資料集」表6-23/配偶関係不詳補完値)。

1980年の同じ数字は男性2.60%、女性4.45%でした。40年で男性は約10.9倍、女性は約4.0倍になっています。

男性女性
1980年2.60%4.45%
2020年28.25%17.81%

出典:国立社会保障・人口問題研究所「人口統計資料集」(2020年は配偶関係不詳補完値)

親世代が50代だった頃、独身は数十人に1人の少数派でした。今は男性で4人に1人を超えます。「自分だけが取り残されている」という感覚は、データの上では裏付けられない状況になっています。

50代の独身者は男女で構造が違う(男性=初婚層中心/女性=再婚層中心)

50代の独身者は、男性が初婚層中心、女性が再婚層中心という非対称な構造です。

内閣府「令和4年版 男女共同参画白書」によると、50〜60代で現在独身の人のうち、男性は半数以上が一度も結婚しておらず、女性は約半数が離婚を経験しています(原データは令和3年度内閣府委託調査「人生100年時代における結婚・仕事・収入に関する調査」)。離婚経験者側の視点は50代バツイチ女性のための婚活ガイド!出会いの方法と避けるべき男性を解説で詳しく扱っています。

50〜60代の独身者の婚歴構造。男性は半数以上が一度も結婚しておらず、女性は約半数が離婚を経験している

この違いは婚活の現場に直結します。男性の初婚層は「結婚生活そのものが初めて」、女性の再婚層は「結婚生活の経験があり、次の形を探している」という立ち位置になります。

相手に求めるものも、交際のスピード感も変わってきます。だからこそ、男女で戦略を分けて考えるほうが結果につながりやすくなります。

50代の再婚はどれくらいある?

婚姻全体に占める再婚の割合は令和6年で夫17.9%・妻15.6%。再婚は例外ではありません。

厚生労働省の人口動態統計によると、婚姻件数全体に占める再婚の割合は令和6年(2024年)で夫17.9%・妻15.6%、令和5年(2023年)で夫18.5%・妻16.0%でした(出典:厚生労働省「令和6年人口動態統計月報年計の概況」)。

年次夫の再婚割合妻の再婚割合
令和5年(2023年)18.5%16.0%
令和6年(2024年)17.9%15.6%

出典:厚生労働省「人口動態統計月報年計(概数)の概況」令和5年分・令和6年分。※全年齢の婚姻を母数とした割合で、50代に限定した数値ではありません

この数字は全年齢が対象なので、そのまま50代の再婚率ではありません。ただし結婚する6組に1組前後が再婚という水準は、50代の独身者の約半数が離婚経験者という前の項の構造と重なります。

50代で再婚を目指すことは、統計の上で特殊な選択ではないということが読み取れます。

50代の婚活は厳しい?手遅れ?【データで正直に回答】

結論として、50代の婚活には「厳しい面」と「成功している人が増えている事実」の両方がデータ上に存在します。

年齢が上がるほど成婚率が下がるのは事実です。一方で50代以上の成婚数は8年で約4倍に増えています。どちらも本当なので、両方を見たうえで打ち手を決めるのが現実的です。女性側の「厳しさ」の内訳は50代女性の婚活は厳しい?現実と成功の秘訣を徹底解説でも統計から検証しています。

厳しいと言われる3つの理由

厳しいと言われる3つの理由

年齢と成婚率の関係(40代以降で顕著に低下する)
活動場所のミスマッチ(20〜40代向けの場で戦っている)
条件の固定化(希望条件を一切動かさない)

1つ目は「年齢と成婚率の関係」です。株式会社IBJ「成婚白書2024」(2025年4月)では、年齢層ごとの成婚率について「男性は30代が、女性は20代~30代前半までが最も高く、40代以降になると男女ともに成婚率は顕著に低下する」と報告されています。年齢を重ねるほど、お見合いの数も在籍期間も増える傾向です。

2つ目は「活動場所のミスマッチ」です。多くの婚活サービスは20〜40代を主な対象に設計されています。同じ努力をしても、同世代がほとんどいない場所では結果が出にくくなります。

3つ目は「条件の固定化」です。年齢・年収・居住地の希望を長年のまま動かさないと、出会える母数そのものが小さくなります。50代は選べる立場でもある一方、条件の数だけ母数が削れていく構造は変わりません。

それでも50代が出会える3つの根拠

成婚数の増加、同世代の意欲、場の選択。この3つが50代の婚活を後押ししています。

約4倍
50代以上の成婚数
(2017年→2025年)
79.8%
楽しむ終活の1位が
恋愛・パートナー探し
80%
ラス恋利用者が
結婚を希望

1つ目は成婚数そのものの増加です。IBJ結婚みらい研究所によると、50代以上の成婚数は2017年の348名から2025年には1,389名へと、8年で約4倍に増えました。内訳は女性520名・男性869名で、女性は89名から520名へと約5.8倍、男性は約3.4倍です(出典:2025年度版IBJ成婚白書)。成婚白書2024でも「再婚ニーズなどを背景に、50代以上の入会者も約2倍(男女計)に増えている」と報告されています。

2つ目は同世代の意欲です。ラス恋・ラス婚研究所が40〜80代のユーザー1,926名に実施した「ミドルシニアの終活と恋愛・健康に関する意識調査」(2025年9月)では、「楽しむ終活」として取り組みたいことの1位が「恋愛・パートナー探し」で79.8%となり、健康習慣(58.3%)や旅行(40.1%)を上回りました。50代では「終活は楽しむもの/備えると楽しむの両方」と答えた人が合計48.9%を占めています。

3つ目は「場を変えれば構造が変わる」という点です。40歳以上限定のマッチングアプリ「ラス恋」では、利用者の80%以上が結婚を希望しています。年齢層と目的がそろった場所では、一般向けサービスでの厳しさがそのまま当てはまるわけではありません。実際に結果を出した人の軌跡は50代のマッチングアプリ体験談!実際に結婚できた10人の利用者の経験談を紹介にまとまっています。

50代が婚活で失敗する5つのパターンと撤退ライン

敬遠されるケースの多くは、年齢ではなく行動パターンに原因があります。

失敗は次の5つに集約されます。

失敗パターン見直しの基準
① 条件を一切変えられない希望条件を「絶対」と「あれば良い」に分ける
② 同世代がいない場所で活動している年齢層が合うサービスへ移る
③ 写真・プロフィールを放置している3ヶ月ごとに更新する
④ 初回メッセージが長文・定型文質問を1つ入れた21〜80字に変える
⑤ 返信がないとすぐ追撃してしまう相手が返信するまでの時間には男女差があると知っておく

⑤について補足すると、自社のメッセージデータでは、女性から男性へのメッセージに男性が返信するまでの中央値は25.7分、男性から女性へのメッセージに女性が返信するまでの中央値は54.5分でした。返信の速さには男女で2倍前後の差があります。

撤退ラインというより「見直しライン」の目安は3ヶ月です。3ヶ月活動してやり取りが続く相手が0人なら、婚活そのものをやめる前に、場所・写真・プロフィールのどれかを変えるタイミングと考えられます。

50代の婚活手段を横断比較|あなたに合うのはどれ?

50代の婚活手段は「マッチングアプリ」「婚活パーティー」「結婚相談所」「趣味・習い事」の4系統に分けられます。

婚活情報は、発信元が自社の手段だけを勧める構造になりがちです。ここでは4系統を同じ軸で横に並べて、それぞれの向き不向きを整理します。

4系統の手段を5軸で比較(費用・期間・出会える人数・真剣度・向いている人)

費用・期間・人数・真剣度・適性の5軸で並べると、自分に合う手段が1つに絞れます。

手段費用期間出会える人数真剣度向いている人
マッチングアプリ月額制が中心で抑えやすい自分のペースで継続しやすい多い(条件検索で絞れる)サービスにより差あり。結婚を目的とした層が集まる設計を選ぶまず費用をかけずに始めたい人・時間が不規則な人
婚活パーティー1回ごとの参加費制単発。継続参加が前提1回で数人〜十数人テーマ次第。「50代限定」は真剣度が高い傾向対面で直接話して判断したい人
結婚相談所初期費用+月会費で最も高い数ヶ月〜1年単位が一般的紹介制で少数精鋭最も高い(入会時に独身・収入の証明あり)伴走支援が欲しい人・短期で決めたい人
趣味・習い事・地域のイベント参加費のみで最も安い長期化しやすい少ないが接点は自然低め。相手が恋愛目的とは限らない婚活という形に抵抗がある人

4系統の中で唯一、成婚数の実績が公表されているのが結婚相談所です。IBJの「成婚白書2024」では、2024年の成婚組数が16,398組で、日本の婚姻件数499,999組(令和6年人口動態統計 速報値)に対して約3.3%(30組に1組)を占めると報告されています。

一方で「どこで出会っているか」の全体像を見ると、中高年の出会いは今もオンライン一辺倒ではありません。明治安田生命の調査では、50代の出会いのきっかけでマッチングアプリは1.9%にとどまり、1位は職場(32.6%)でした。アプリは「主流」というより「意図的に母数を増やす手段」という位置づけが実態に近いといえます。

50代の婚活手段の選び方。費用を抑えるならアプリ、対面なら婚活パーティー、サポート重視なら結婚相談所、婚活に抵抗があるなら趣味・イベント

4系統で迷ったら、費用がかからない順に試せます

ラス恋は40歳以上限定。女性は無料、男性もマッチングまで無料なので、同世代がどれだけいるかを先に確かめられます。

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マッチングアプリ|同世代が多いものを選ぶ

選ぶ基準は会員数の多さではなく、自分の年代が中心層かどうかです。

50代がアプリで出会うときの最初の分かれ目は、そのアプリの会員に自分と同じ年代がどれだけいるかです。一般向けの大手アプリは20〜30代が会員の中心で、登録しても同世代の相手が少ないという構造になります。

年代の分布はサービスごとに大きく異なります。マッチングアプリの年齢層一覧18アプリ徹底比較【2026年最新】で自分の年代が中心層に入っているかを先に確認しておくと、登録してから合わないと気づく手間を減らせます。

年齢の下限を設けているアプリは、その分だけ会員の年齢層が上に寄る傾向があります。40歳以上限定のラス恋もその一つで、50代以上のユーザーが多い設計です。個別の料金や特徴は【2026年最新】50代におすすめのマッチングアプリ10選!選び方・料金を徹底比較で比較できます。

なお、リンクバルの「恋愛・結婚に関する意識と実態調査2025」では、初めてマッチングアプリを利用した年齢が40歳以上だった人が22.8%で、20〜24歳の19.5%を上回りました。50代からアプリを始めることは、もはや遅いスタートではありません。

一方で、ラス恋は40歳以上限定の設計なので、20〜30代の相手を探したい場合には向きません。自分の目的と会員層が合っているかは、登録前に見ておきたいポイントです。

婚活パーティー|地域と年齢層で選ぶ

パーティー選びの2条件

「50代限定」「40代50代中心」など年齢テーマが明確
自宅から無理なく通える地域で開催されている

パーティー選びの基準は2つです。1つは年齢テーマが明確であること。「50代限定」「40代50代中心」「再婚・再婚理解者編」といった括りのあるものは、参加者の前提がそろっています。

年齢指定のないパーティーは20〜30代が中心になりがちで、参加しても会話の対象がいないという結果になりかねません。

もう1つは開催地です。パーティーは単発の出会いなので、継続して参加できる距離かどうかが結果を左右します。地域ごとの出会いの場は上野の出会いスポット10選!地元民が教える恋活・婚活に最適な場所とマッチングアプリのように、エリア別の記事でも紹介しています。

デメリットも押さえておきたいところです。1回あたりの参加費は男性3,000〜5,000円前後、女性500〜2,000円前後が相場で、継続参加すると交通費と合わせて積み上がります。月に何回まで参加するかを先に決めておくと、予算の見通しが立ちます。

結婚相談所|サポートと真剣度で選ぶ

結婚相談所の価値は、独身証明などの書類確認による真剣度の高さと、担当者の伴走支援にあります。

入会時に独身証明書や収入証明の提出を求める相談所が多く、相手の身元が確認されている点は他の3系統にはない特徴です。お見合いの申し込みから交際、成婚までの段取りを担当者が管理するため、自分で判断しきれない場面で相談先があります。

前出のIBJのデータでは、2024年の成婚組数16,398組は日本の婚姻件数の約3.3%にあたります。相談所を経由した結婚が一定の規模で成立していることがわかります。

16,398組
2024年のIBJ成婚組数(婚姻件数の約3.3%・30組に1組)

一方で費用は4系統の中で最も高く、入会金・登録料・月会費・お見合い料・成婚料が段階的にかかります。総額で数十万円になる相談所も珍しくありません。

相談所の実態については結婚相談所の男性は本当にやばい?実態と見分け方を徹底解説、交際が始まってからの進め方は【完全ガイド】真剣交際の進め方|IBJ・ゼクシィ対応の1ヶ月目から成婚までのステップで詳しく扱っています。個別の相談所の評判はツヴァイの評判・口コミを154件分析!料金・成婚率のリアルな実態も参考になります。

趣味・習い事・地域のイベント|自然に始めたい人向け+3問診断チェックリスト

「婚活」という形に抵抗があるなら、趣味・習い事・地域イベントが最も軽い入口になります。

婚活という言葉に構えてしまう人にとって、趣味や習い事は入りやすい選択肢です。費用は参加費のみで、共通の話題があるぶん会話も続きやすくなります。

50代が始めやすいものとしては、社交ダンス・ゴルフ・登山やハイキングのサークル・料理教室・英会話・写真・陶芸・卓球やバドミントンといった生涯スポーツ、そして自治体や商工会が主催する地域の交流イベントが挙げられます。共通しているのは「複数回通う形式」であることです。単発のイベントより、毎週や隔週で顔を合わせる場のほうが、自然に関係が深まります。

お近づきになるきっかけの作り方にもコツがあります。いきなり連絡先を聞くのではなく、教室やサークルの中で「道具のこと」「次回の予定」「上達のコツ」といった、その場の話題から入るのが基本です。同じ講座に通っている人同士なら、帰りの方向が同じという理由でお茶に誘うのも不自然になりません。回数を重ねて顔なじみになってから、共通の趣味に関する誘い(展示会に行く、道具を見に行く)へ広げていくと、断られても関係が壊れにくくなります。

どの習い事が50代の出会いにつながりやすいかは、【2026年最新】50代の出会いは習い事で!おすすめ10選と自然な始め方で具体的に紹介しています。

ただし相手が恋愛や結婚を目的にしているとは限らないため、パートナー探しの効率という点では他の3系統に劣ります。趣味そのものを楽しむことを前提に、出会いは結果としてついてくるものと考えておくと無理がありません。

【3問診断:あなたに合う手段チェックリスト】

1. 費用は月数千円程度までに抑えたい → YESならアプリ/NOなら次へ
2. 直接会って話してから判断したい → YESならパーティー/NOなら次へ
3. 担当者の伴走支援が欲しい → YESなら結婚相談所/どれもNOなら趣味・習い事から

50代女性の婚活の現実と成功のコツ

50代女性の独身者は再婚層(離婚経験者)が中心という構造があり、20〜30代の婚活とは活動の土台が異なります。

直面しがちな3つの壁、初婚とバツイチそれぞれの戦い方、写真とプロフィールの作り方、そして実際の成功事例の順に見ていきます。アプリ選びで結果が変わる構造は【2026年版】50代女性のマッチングアプリの現実!97%がマッチングする唯一の方法でも解説しています。

50代女性が直面しがちな3つの壁

50代女性が直面しがちな3つの壁

社会的視線(「この年で婚活なんて」という気後れ)
条件の整理(絞りすぎると母数が急減する)
安全への不安(詐欺の被害が集中する年代)

1つ目は社会的視線です。ただし冒頭のデータのとおり、50歳時未婚率は女性でも17.81%にのぼり、婚姻全体の15〜16%前後は再婚です。IBJの成婚データでも50代以上の女性の成婚数は2017年の89名から2025年の520名へと約5.8倍に増えています。活動している同世代は想像以上に多いのが実態です。

同世代の中で「選ばれる人」との違いは50代女性が相手にされない本当の理由と「選ばれる人」に変わる7つの行動で整理しています。

2つ目は条件の整理です。経済力、同居の可否、親の介護の状況、子どもとの関係など、50代の条件は20代より複雑になります。すべてを満たす相手を探すと母数が急激に減るため、「絶対に譲れない条件」と「あれば良い条件」を分ける作業が必要になります。

3つ目は安全への不安です。警察庁の統計では、SNS型ロマンス詐欺の被害は50代が最も多い年代です(詳しくは安全対策の章で扱います)。監視体制のあるサービスを選ぶことが、50代の婚活では前提条件になります。

初婚とバツイチで戦い方が違う|それぞれの強みの出し方

初婚は「自立した生活力」、バツイチは「結婚生活の現実を知っていること」が強みになります。

初婚の50代女性の強みは、一人の時間を自分で満たしてきた生活力です。プロフィールでは「なぜ結婚していなかったか」を説明するより、今の暮らしが充実していることを具体的に書くほうが伝わります。仕事、趣味、休日の過ごし方といった、相手が一緒にいる自分を想像できる材料を並べる形です。

バツイチの女性の強みは、結婚生活の現実を知っていることです。相手への過度な理想がなく、同居か別居か、家事の分担をどうするか、お互いの家族との距離をどう取るかといった現実的な話を早い段階でできます。

前の項で見たとおり、50〜60代で現在独身の女性は約半数が離婚を経験しています。離婚歴は50代の婚活市場ではむしろ多数派で、隠すべきものではありません。

どちらの立場でも共通するのは、経歴を隠すより強みに翻訳して書くほうが機能するという点です。

再婚後の実際のところは離婚後の再婚は本当に幸せ?経験者100人に聞いた現実とアドバイスで経験者の声をまとめています。

写真・プロフィールの作り方(「盛らない」が正解な理由)

💡 成功する3つの共通点

ポイント①

3ヶ月以内の写真を使う
自然光・笑顔・全身1枚+顔1枚が基本構成です。

ポイント②

暮らしの充実を具体的に書く
趣味や休日の過ごし方が想像できる文章にします。

ポイント③

自虐を入れない
「もう年なので」は相手に気を遣わせるだけです。

50代の写真とプロフィールは「盛りすぎ」と「自虐すぎ」の両極に振れやすいところです。10年前の写真や強い加工は、実際に会ったときの落差で信頼を損ないます。

撮り方の手順は【40代女性向け】マッチングアプリでいいねが増えるプロフィール写真の撮り方完全ガイドで解説しています。

ラス恋の成婚事例でも、相手を選んだ理由として写真の自然さを挙げる声があります。55歳の男性は、交際相手のプロフィールについて「写真を過度に加工していなかったこと」「自然体な雰囲気に好感が持てた」と振り返っています(ラス恋ストーリー Vol.46)。

文章も同じで、AIや例文をそのまま貼ったような文より、自分の言葉で書かれたもののほうが評価されます。54歳の男性と交際に至った51歳の女性は、相手のプロフィールについて「AIで作ったような文章ではなく、きちんと自分の言葉で書かれていた」ことが安心材料になったと話しています(同 Vol.37)。

マッチングアプリのプロフィール写真と自己紹介文のOK例とNG例の比較

50代女性の成功事例

結婚相談所で失敗したあと、アプリに切り替えて1週間で対面に至った50代女性の例があります。

ラス恋の成婚事例集「ラス恋ストーリー」に掲載されている、51歳女性(栃木県・離婚歴あり・エステサロン経営)のケースです。

【事例】51歳女性 × 50歳男性(ラス恋ストーリー Vol.7)

きっかけ:前年の秋に離婚。前の夫とは結婚相談所で出会ったが、入籍後に相手の態度が変わった経験があり、費用の大きい相談所をもう一度使うことに不安があった。「まずアプリを試して、うまくいかなければ相談所に戻る」と決めて登録。

選んだ基準:アプリに怖いイメージがあったため、40代〜60代向けという年齢設計に安心感を持った。

経過:相手から「いいね」が届く。共通の趣味が多く、結婚願望欄の内容も近かったためマッチング。約1週間メッセージを交わして対面。初対面のディナーで4時間話し込み、その日のうちに交際が始まった。

現在:父を亡くし母の介護のため栃木に戻ったため、東京との遠距離交際。自営業でスケジュールを合わせやすく、週1回は会う時間を確保している。家族にも相手のことを話しており、母親も応援している。

この女性が挙げているコツは「すぐに会う意識がある人と出会うこと」です。メッセージのテンポやレスポンスの早さが、相手の誠実さを測る材料になると話しています。やり取りを重ねること自体が目的化すると、会うところまで進まないまま時間が過ぎてしまいます。

ラス恋では利用者の80%以上が結婚を希望しているため、目的の合わない相手に時間を取られにくい環境です。

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50代男性の婚活の現実と成功のコツ

50代男性の独身者は半数以上が結婚経験のない初婚層で、再婚層が中心の同世代女性とは立ち位置が異なります。

市場環境の全体像、誠実さが伝わるプロフィール設計、そして成功事例を順に紹介します。競争環境の実際はマッチングアプリは50代男性には無理?現実的な出会いの可能性を徹底検証でも数値を交えて検証しています。

50代男性の市場環境(初婚層が中心=同世代女性と価値観のズレに注意)

50〜60代の独身男性は半数以上が初婚層。同世代の独身女性は約半数が離婚経験者です。

内閣府「令和4年版 男女共同参画白書」によると、50〜60代で現在独身の男性は半数以上が一度も結婚していません。一方、同世代の独身女性は約半数が離婚を経験しています。

このギャップが意味するのは、結婚生活に対する前提の違いです。女性側は実際の生活を経験したうえで次の形を探しているため、家事の分担、生活リズム、お金の管理、互いの家族との距離感について具体的な期待値を持っています。

初婚の男性が「結婚したら自然にうまくいく」という前提で臨むと、この温度差がそのままミスマッチになります。自分の生活のどこを相手に合わせられるのか、逆にどこは譲れないのかを先に言葉にしておくと、交際が進んだあとの衝突を減らせます。

もう1つ押さえておきたいのが年齢の希望です。IBJの成婚白書2024では、40代以降になると男女ともに成婚率が顕著に低下すると報告されています。年下を強く希望するほど母数が削れる構造は、50代男性にとって最も大きな制約になります。具体的な振る舞いの改善点は50代独身男性でも恋愛はできる!実態とモテるための具体的戦略が参考になります。

93.4%が現役就業中|経済力ではなく誠実さが伝わる設計

93.4%
現役で働いている
(40〜80代全体)
88.7%
60代でも
就業中

ラス恋・ラス婚研究所が40〜80代のユーザー1,280名に実施した「ミドルシニアの恋と仕事に関する意識調査」(2025年11月)では、全体の93.4%が現役で働いており、60代でも88.7%が就業中でした。さらに91.6%が「恋は仕事に良い影響を与えると思う」と回答しています(数値はいずれも40〜80代全体の値で、50代単独の集計ではありません)。

つまり50代の婚活市場では、働いていることも一定の収入があることも、多くの人にとって前提条件です。プロフィールで年収や役職を強調しても、そこで差はつきにくくなります。

年収帯ごとの考え方は婚活と年収の現実!年収別の戦略と40代以上のリアルデータで扱っています。

差がつくのは別の部分です。前出のVol.7の女性が「すぐに会う意識がある人」「メッセージのテンポやレスポンスの早さ」を挙げていたように、再婚層の女性が見ているのは返信を必ずする、約束の時間を守る、相手の話を最後まで聞くという行動の積み重ねです。

結婚生活の現実を知っている相手ほど、条件より「一緒に暮らせるか」を見ています。プロフィールにも、休日の過ごし方や家事をどうしているかといった生活の情報を入れておくと、相手が判断しやすくなります。

50代男性の成功事例

婚活が目的ではなく「話し相手が欲しい」から始めて成婚に至ったケースがあります。

【事例】54歳男性 × 51歳女性(ラス恋ストーリー Vol.37)

きっかけ:24年連れ添った妻を亡くし、子どもも巣立ちの時期が近づいていた。最初から婚活が目的だったわけではなく、「一人で家にいて寂しく過ごすのが辛い」「話し相手がいたら」という気持ちでアプリを始めた。

他社での経験:先に使った他社のアプリやサイトは若い利用者が多く、話が合わないと感じることが多かった。その経験から「きちんと調べてから使おう」と考え、口コミを確認したうえでラス恋を選んだ。

経過:相手のプロフィールで「食べ物の趣味が合いそう」と感じて「いいね」を送信。猫を飼っているという共通点からやり取りが始まり、1日2〜3通のペースで続いた。年末の繁忙期にいったん連絡が途切れたが、男性側から「仕事が忙しくて連絡が遅くなった」と再開の連絡を入れたことで交際につながった。

相手が評価した点:プロフィール文が「AIで作ったような文章ではなく、自分の言葉で書かれていた」こと。

この事例で参考になるのは2点です。1つは最初から「結婚相手を探す」と気負う必要はないという点。もう1つは、連絡が途切れたときに自分から再開の一言を入れたことが分岐点になっているという点です。

やり取りが止まったまま終わる関係は少なくありません。数日空いてしまっても、理由を添えて連絡を入れ直すだけで関係が戻ることがあります。

「話し相手が欲しい」から始めても問題ありません

ラス恋は40歳以上限定。男性もマッチングまでは無料なので、まず同世代とやり取りが成立するかを試せます。

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50代がマッチングアプリで返信をもらう方法【自社の返信データ分析】

ラス恋・ラス婚研究所がアプリ内のメッセージを分析した結果、返信率は書き方と送る時間で変わることがわかっています。

質問を含むメッセージの返信率は94.29%、質問なしは93.04%。文字数は21〜80字が93.59%で最も高く、81字以上の長文は91.56%まで下がりました。送信時間帯では夜18〜24時が67.60%で最も高い結果です。「50代だから返信が来ない」のではなく、打ち手で数値が動くことが読み取れます。

そのまま使える文面はマッチングアプリ最初のメッセージ例文集!返信率が一気に上がる書き方・NG例に掲載しています。

質問を入れると返信率94.29%|文字数は21〜80字が最適

初回は「質問を1つ入れた21〜80字」。長文の自己アピールは返信率が下がります。

条件返信率
質問を含むメッセージ94.29%
質問なしのメッセージ93.04%
文字数 20字以下93.54%
文字数 21〜80字93.59%
文字数 81字以上91.56%

出典:ラス恋・ラス婚研究所 アプリ内メッセージの分析(質問ありの集計対象は405,595通)

「はじめまして、よろしくお願いします」だけの定型文より、相手のプロフィールに触れた質問を1つ入れたメッセージのほうが返信を得やすい結果です。質問の有無による差は1.25ポイントで、送る通数が増えるほど差が積み上がります。

文字数は20字以下と21〜80字でほとんど差がありません(93.54%と93.59%)。明確に下がるのは81字以上の長文で、91.56%まで落ちます。初回は自己紹介を詰め込まず、相手が短く答えられる質問を1つ置く形が有効です。

質問の中身は、プロフィールに書かれている趣味や住んでいる地域に触れるのが基本です。前出のVol.37の事例でも、相手が猫を飼っていると書いていたことから「猫を飼っていますか」という一言でやり取りが始まっています。

送信は夜18〜24時が最も返信が来る(67.60%)|朝・昼・深夜との差

送信時間帯で返信率は約5ポイント動きます。夜18〜24時が最も有利です。

送信時間帯返信率
夜18〜24時67.60%
朝6〜12時65.80%
昼12〜18時64.90%
深夜0〜6時62.56%

出典:ラス恋・ラス婚研究所 アプリ内メッセージの分析。※前の表(質問の有無・文字数別)とは集計対象が異なるため、水準を直接比較することはできません

順位は夜・朝・昼・深夜の順です。最も高い夜18〜24時と最も低い深夜0〜6時では5.04ポイントの差があります。仕事を終えてゆっくりスマホを見る時間帯に届くと、そのまま返信される確率が上がるという結果です。

返信が来るまでの時間にも傾向があります。女性から男性へのメッセージに男性が返信するまでの中央値は25.7分、男性から女性へのメッセージに女性が返信するまでの中央値は54.5分でした。女性のほうが返信までに時間をかける傾向があり、男性側が数時間で「既読スルーされた」と判断するのは早すぎるといえます。

返信が来ないうちに追加のメッセージを送ると、かえって距離が生まれます。やり取りが始まったあとの話題づくりはマッチングアプリの会話が続かない40代へ|話題22選と脈あり・脈なしサインが実用的です。

今夜18時以降に、質問をひとつ添えて送ってみる

ラス恋は40歳以上限定なので、送った相手はすべて同世代です。3日以内のマッチ率は97%という実績があります。

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50代の婚活のゴールとお金|結婚だけが答えじゃない

50代の婚活のゴールは入籍だけではありません。ラス恋・ラス婚研究所が40〜80代のユーザー1,671名に実施した意識調査(2025年8月・中央大学 山田昌弘教授監修)では、婚姻届にこだわらないと答えた人が62.5%にのぼりました。

ゴールの形、制度の違い、介護や看取りの考え方、そして費用の見通しを順に整理します。

婚姻届にこだわらない人が62.5%|別居を希望する人も54.8%

62.5%
婚姻届に
こだわらない
54.8%
別居を
希望する

ラス恋・ラス婚研究所の「40〜80代ユーザーを対象とした『ラス婚における消費』に関する意識調査」(n=1,671/2025年8月/中央大学 山田昌弘教授監修)では、希望する関係の形が次のように分かれました。

希望する関係の形割合
別居のパートナー(必要な時が来たら婚姻届を出す)31.4%
婚姻届を出して同居する29.9%
事実婚15.7%
ゆるやかな恋人関係15.4%
婚姻届を出して別居する(週末婚)7.7%

出典:ラス恋・ラス婚研究所「40〜80代ユーザーを対象とした『ラス婚における消費』に関する意識調査」(n=1,671)。※全体の数値で、50代単独の内訳は非公表

婚姻届にこだわらない層(31.4%+15.7%+15.4%)を合計すると62.5%、別居を希望する層を合計すると54.8%になります。最も多いのは「別居のパートナーで、必要な時が来たら婚姻届を出す」という中間の選択でした。

監修した山田昌弘教授は、この結果について「ただの恋人では不安、二人の関係が強いことを確かめたい、いわば『恋人以上、(伝統的な)結婚未満』の関係を求めている人が多い」とコメントしています。

別の調査(ラス恋ユーザー1,365名・「これからの住まいと暮らし方」)でも、「信頼できるパートナーはほしいが、必ずしも同居でなくてよい」と答えた人が48.4%で、「結婚して一緒に暮らしたい」の34.4%を上回りました。50代以降のパートナー探しでは、住まいをどうするかがゴールの形とセットで問われます。

籍を入れないまま続いているカップルの形は50代で結婚しないパートナー探し!続いているカップルの形と始め方でまとめています。

事実婚・週末婚・パートナーシップの違いと再婚・バツイチの注意点

入籍・事実婚・週末婚は「法的保障」と「今の生活基盤の維持」のどちらを優先するかで選びます。

形態概要向いている人
入籍(法律婚)法的な配偶者になる。相続権があり、姓の変更が生じる法的な保障を重視する人
事実婚届出をせず同居する。相続権は原則として発生しない姓や相続関係を変えたくない人
週末婚それぞれの住まいを保ちつつ週末などを一緒に過ごす今の生活基盤を維持したい人

3つの違いを一言でまとめると、入籍は法的な保障が最も厚いかわりに姓や相続関係が動き、事実婚と週末婚は今の生活をそのまま保てるかわりに相続などの保障が弱くなります。

どれを選ぶかは相手との話し合いで決まりますが、50代の場合は自分だけの問題で終わらない点が20代との違いです。再婚を考える場合は、子どもの相続にどう影響するか、前の結婚に関する年金や保険の受取人の設定がどうなっているかを、交際が進む前に自分で整理しておくと判断しやすくなります。

別居のまま関係を続ける形については別居婚とは?離婚リスク・お金・子どものことまで徹底解説で詳しく扱っています。

介護や看取りをどう考えるか|先に話しておきたいこと

介護と看取りは、交際が進んだ段階で順序を踏んで話すのが現実的です。

50代の出会いは、20〜30代と違って「この先の老後」が現実的な射程に入ります。実際、掲示板やSNSで50代の婚活が話題になると、相手の親の介護をどうするか、どちらかが先に亡くなったときにどうなるかという論点が必ず出てきます。

ラス恋・ラス婚研究所の住まいの調査(n=1,365)では、これからの住まいに不安があると答えた人が82.4%にのぼりました。子どもと同居している人では、パートナーとの同居にこだわらないと答えた割合が62.1%まで上がります。介護や住まいの事情が、関係の形そのものを左右していることがうかがえます。

とはいえ、初対面で介護や相続の話を持ち出すと相手の負担になります。段階としては、まず「お互いの親の状況」、次に「住まいの希望」、そのうえで「病気になったときにどうしたいか」の順に、交際が進むにつれて話題を広げていく形が無理がありません。

前出のVol.7の女性も、母親の介護のために実家に戻ったうえで遠距離交際を続けています。介護があるから婚活ができないわけではなく、事情を共有できる相手を選ぶという考え方もあります。

50代の婚活にかかるお金|年間コストシミュレーション

婚活費用は3層で考える

活動費(アプリ月額・パーティー参加費・相談所費用)
交際・デート費(食事・交通費)
記念・イベント費(20〜40万円がボリュームゾーン)

婚活の費用は「活動費」「交際・デート費」「記念・イベント費」の3層に分けると見通しが立ちます。

活動費の目安を1年で計算すると、次のようになります。

手段1年間の活動費の目安計算根拠
マッチングアプリ(ラス恋・男性)27,800円12ヶ月プランの実額(月あたり2,317円)
マッチングアプリ(ラス恋・女性)0円女性は無料
婚活パーティー(月1回・男性)約48,000円1回4,000円×12回
結婚相談所数十万円入会金・月会費・お見合い料・成婚料の合計
趣味・習い事数万円〜月謝・参加費のみ

※ラス恋の男性料金は1ヶ月4,500円/3ヶ月12,500円(月4,167円)/6ヶ月21,300円(月3,550円)/12ヶ月27,800円(月2,317円)。長期プランほど月あたりの単価が下がります

ここで見落としやすいのが交際・デート費です。ラス恋・ラス婚研究所の「恋と仕事」調査(40〜80代 n=1,280/2025年11月)では、恋活によって支出が増えたと感じている人が72.1%でした。活動費だけで予算を組むと、実際の出費とずれます。

3層目の記念・イベント費については、前出の1,671名の調査で20〜40万円がボリュームゾーンという結果が出ています。婚姻届を出さない形を選んだ場合でも、記念の支出は発生します。手段別の実額はマッチングアプリの費用はどのくらい?40〜60代の料金相場と節約術【2026年】で相場を確認できます。

50代が必ず知っておくべき安全対策

SNS型ロマンス詐欺の被害は、50代が最も多い年代です。警察庁の統計では2025年の認知件数は5,645件、被害額は546.4億円でした。

手口の構造と見分け方、そして相談先を知っておくことが、50代の婚活では前提条件になります。警察庁統計をもとにした対策はマッチングアプリの危険性5つ|40代以上が警戒すべきロマンス詐欺対策を警察庁データで解説で詳述しています。

中高年が狙われる詐欺の手口(ロマンス詐欺・投資誘導)

典型は「接触 → 数週間の信頼構築 → アプリ外へ移動 → 金銭要求」の流れです。

警察庁が公表した2025年の確定値では、SNS型ロマンス詐欺の認知件数は5,645件、被害額は546.4億円でした。年代別で最も多いのが50代で、男性1,100件・女性620件。被害者の約6割は男性(男性3,633件・女性2,012件)です。

5,645件
2025年の認知件数
(被害額546.4億円)
50代
被害が最も多い年代
(男1,100・女620件)
93.8%
被害時の連絡は
LINEで発生

出典:警察庁「SNS型投資・ロマンス詐欺」認知・検挙状況(2025年確定値)

重要なのは被害が発生する場所です。当初の接触ツールはマッチングアプリが1,846件(32.7%)で1位ですが、被害が実際に起きたときの連絡ツールはLINEが93.8%を占めます。つまり被害のほぼすべては、アプリの外に連れ出されたあとに発生しています。

ロマンス詐欺の典型的な3段階。アプリやSNSでの接触、信頼関係の構築と外部への移動、金銭の要求

ラス恋の成婚事例にも、詐欺に遭ったあとにアプリで出会い直したケースがあります。51歳の女性は「恋愛自体をもう諦めていた時期に、いわゆるロマンス詐欺のようなものに遭った。詐欺だと途中で分かっていたが、やりとり自体は楽しかった」と振り返り、そこから「嘘ではなく本物の恋がしたい」と考えてアプリを始め、54歳の男性と交際に至っています(ラス恋ストーリー Vol.37)。

危ない相手の見分け方チェックリスト

⚠ 危ない相手の見分け方チェックリスト

  • 会う前に金銭や投資の話をしてくる
  • 早い段階でLINEなど外部のアプリへの移行を求める
  • 写真がモデルのように整いすぎている/写真が1枚しかない
  • 職業・経歴の説明があいまいで、話すたびに内容が変わる
  • 「海外赴任中」「軍人」「医師」など、会えない理由がセットになっている
  • 個人情報(住所・勤務先・資産状況)を早い段階で細かく聞いてくる
  • 会う約束が直前でキャンセルされることが続く

国民生活センターは、ロマンス投資詐欺の典型的な流れを8つの段階に整理しています(国民生活センター 2022年3月3日公表)。接触から始まり、信頼関係の構築、投資話の提示、少額の出金成功による安心、増額の誘導、出金拒否という順に進むパターンです。

この流れで最も見分けやすいのが「アプリの外に出ようとする段階」です。前述のとおり被害の93.8%はLINEに移ったあとに起きているため、会う前に外部への移行を急ぐ相手は、それだけで警戒する材料になります。

1つでも当てはまったら、連絡を止めて運営に通報するのが確実です。ラス恋には24時間365日の監視体制がありますが、どのサービスでも最終的な防衛線は「お金の話が出たら即ブロック」の原則です。

サービスを選ぶ段階での見極め方は50代の出会いアプリは安全?詐欺・既婚者を避ける選び方と7つの注意点で整理しています。

困ったときの相談先(国民生活センター・警察)

おかしいと感じた段階で相談すると、被害の前に止められる可能性が上がります。

相談先は状況によって分かれます。

状況相談先連絡方法
まだお金は渡していないが怪しい消費生活センター消費者ホットライン 188(いやや)
お金を渡してしまった警察警察相談専用電話 #9110/最寄りの警察署
振込先が分かっている振込先の金融機関振り込め詐欺救済法による凍結の申し出
アプリ内で被害に遭いかけたサービスの運営アプリ内の通報機能

国民生活センターの出会い系サイトに関する相談ページでは、実際の相談事例と傾向が公開されています。同じ手口の被害が繰り返し報告されているため、事前に目を通しておくだけでも判断材料が増えます。

金銭を渡す前の段階であれば、消費者ホットライン188に相談するのが最も早い選択です。「詐欺かもしれない」と思った時点が、相談して良いタイミングです。被害が確定してからでなくても対応してもらえます。

被害の9割はアプリの外で起きています

ラス恋は24時間365日の監視体制と安心安全ガイドラインを整備し、独身証明の提出有無をプロフィールで確認できます(インターネット異性紹介事業 届出番号 渋谷25-075711)。

ラス恋の安全対策を見る ▶

マッチング後のデートと家族への向き合い方

マッチングが成立したあとは「どこに行くか」「連絡先をいつ交換するか」「家族に話すか」という実務的な疑問が続きます。

いずれも男女で意識が分かれるところなので、データを見ながら段取りを決めると迷いが減ります。年代横断の進め方は中高年の出会い完全ガイド|40代・50代・60代が今すぐ始められる方法にまとめています。

夏にしたい理想のデート1位は「日帰り旅行・ドライブ」42.2%

42.2%
夏にしたい理想のデート1位「日帰り旅行・ドライブ」

ラス恋・ラス婚研究所が40〜70代のユーザー1,133名に実施した「夏のデート」に関する意識調査(2025年7月)では、夏にしたい理想のデートの1位が「日帰り旅行・ドライブ」で42.2%でした。60代男性では53.3%と過半数を超えています。

一方で女性の傾向は異なります。同調査では40代〜60代の女性で「カフェでおしゃべり」が安定して25〜35%前後の支持を集めました。落ち着いて会話できる場を望む声が多いという結果です。

この差を踏まえると、初回は1時間程度のカフェで様子を見て、2回目以降に日帰りのドライブや旅行へ広げる段取りが現実的です。初対面から長時間の車移動を提案すると、相手は逃げ場のない状況を想像します。特に女性側からは警戒されやすい進め方です。

連絡先交換のタイミング|男性64.9%「会う前」vs 女性41.9%「会ったあと」

男性 64.9%「会う前」

早めに連絡先を交換して距離を縮めたい傾向。

女性 41.9%「会ったあと」

会って安心できてから交換したい傾向。

同じ調査では、連絡先を交換するタイミングについて、男性は全世代で「会う前」派が多数(64.9%)だったのに対し、女性は「会ったあと」派が41.9%と最も多い結果でした。

男性側が早めの交換を求めるのは自然な感覚ですが、女性側にとっては会う前に個人の連絡先を渡すこと自体がリスクです。相手が渋る様子を見せたら、無理に求めずアプリ内のやり取りを続けるほうが次につながります。

なお、ラス恋にはアプリ内で使える音声通話機能があります(お互いにメッセージを5通以上やり取りし、本人確認審査が完了していることが利用条件)。連絡先を交換する前に声だけ聞いてみたいという段階では、この機能を挟むと双方の不安が減ります。

家族・子どもには話すべき?51.2%が「話す・話したい」

子どもがいる人の51.2%が「話す・話したい」。隠し続ける必要はありません。

ラス恋・ラス婚研究所の「40〜80代ユーザーを対象とした『ラス婚における消費』に関する意識調査」(中央大学 山田昌弘教授監修)では、回答者1,671名のうち子どもがいる1,020名を対象に、恋活・婚活していることを子どもに話すかを聞いています。

結果は「話している・話したい」が合計51.2%。男女差があり、女性は43.6%が「話せる・話している」と答えたのに対し、男性は23.5%にとどまりました。

話したくない理由割合
自分自身の人生だから46.8%
不安にさせたくない18.1%
気まずい16.9%
関係性が薄い12.5%
反対されそう5.6%

出典:ラス恋・ラス婚研究所(n=1,671のうち子どもがいる1,020名を集計)

注目したいのは、話したくない理由の1位が「自分自身の人生だから」で46.8%である一方、「反対されそう」は5.6%にとどまる点です。子どもに反対されることを恐れて隠しているというより、自分の領域として扱っている人が多いという結果になっています。

話すきっかけとして最も多かったのは「パートナーが見つかったら」で45.3%でした。交際相手が決まってから伝えるという順番が、実際には最も選ばれています。

半数が前向きである一方、「絶対に話さない」と答えた人も13.0%います。どちらが正しいというものではないので、自分の家族との関係に合わせて決める形で問題ありません。

50代の婚活によくある質問

読者から特に多い5つの質問に、データを交えて答えます。

50代から婚活を始めるのは遅すぎる?何歳まで続けられる?

A. 遅すぎることはありません。年齢の上限もありません。

50歳時未婚率は男性28.25%・女性17.81%(2020年国勢調査)で、1980年の男性2.60%・女性4.45%から大きく変わりました。IBJの成婚データでは50代以上の成婚数が2017年の348名から2025年の1,389名へと8年で約4倍に増えています。リンクバルの調査では、初めてマッチングアプリを使った年齢が40歳以上だった人が22.8%で、20〜24歳の19.5%を上回りました。

50代の婚活期間の目安は?

A. 「3ヶ月ごとに振り返る」を基準にしてください。

50代に限定した平均活動期間の公的データはありません。目安としては3ヶ月ごとの振り返りをおすすめします。3ヶ月活動してやり取りが続く相手が0人なら、場所・写真・プロフィールのどれかを見直すタイミングです。手段そのものを変える判断も、この区切りで行うと迷いが減ります。

マッチングアプリは危なくない?初婚・バツイチ・子ありでも大丈夫?

A. 監視体制のあるサービスを選べばリスクは抑えられます。

SNS型ロマンス詐欺の被害は50代が最も多い年代ですが、被害時の連絡ツールの93.8%はLINEで、アプリの外に出たあとに発生しています。「お金の話が出たら即ブロック」「会う前に外部アプリへ移らない」の2点を守るだけでリスクは大きく下がります。婚歴や子どもの有無については、50〜60代の独身女性は約半数が離婚経験者なので、50代では一般的な条件です。

婚活にかかる費用はいくら?子ども・親に知られずに活動できる?

A. 手段で大きく異なります。活動中は無理に知らせる必要もありません。

1年間の活動費の目安は、アプリが27,800円(ラス恋の男性12ヶ月プラン・女性は無料)、婚活パーティーが月1回で約48,000円、結婚相談所が数十万円です。これに交際・デート費が加わり、恋活で支出が増えたと感じている人は72.1%にのぼります。家族への説明については、子どもがいる人の51.2%が「話す・話したい」と答えていますが、話すきっかけの1位は「パートナーが見つかったら」(45.3%)でした。活動している段階で伝える必要はありません。

40代・60代の人はどうすればいい?

A. 基本の考え方は50代と同じです。手段選びと場所選びが軸になります。

自分に合う手段を選ぶこと、同世代が集まる場を選ぶこと。この2点は年代を問いません。年代別の詳しい戦略は、40代女性の結婚は本当に厳しい?最新データと現実的な可能性を徹底解説60代の婚活完全ガイド|始め方・成功のコツ・おすすめ方法まで徹底解説で解説しています。

まず同世代が何人いるか、登録して確かめられます

ラス恋は40歳以上限定。登録は約10分で、女性は無料、男性もマッチングまで無料です。

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まとめ|50代の婚活は「場所選び」と「最初の一歩」で決まる

最後に、この記事の結論を振り返ります。

📝 まとめ:50代の婚活は「場所選び」と「最初の一歩」で決まる

① 50代の婚活は遅くない。50歳時未婚率は男性28.25%・女性17.81%で、IBJの50代以上の成婚数は8年で約4倍に増えた
② 成功の鍵は手段選び。アプリ/パーティー/結婚相談所/趣味・習い事の4系統で向き不向きが分かれる
③ 打ち手で結果は変わる。質問を1つ入れたメッセージの返信率は94.29%、送信は夜18〜24時が最も高い

28.25%
男性の50歳時未婚率
約4倍
50代以上の成婚数(8年)
94.29%
質問ありの返信率

今日からの5ステップ

自分の年代が中心層になっている場所を1つ選ぶ
3ヶ月以内の自然な写真を用意する
希望条件を「絶対」と「あれば良い」に分ける
初回メッセージは質問を1つ入れた21〜80字で夜に送る
お金の話が出たら即ブロック・通報する

4系統のうち最も費用がかからないのはマッチングアプリで、女性は無料、男性もマッチングまでは無料で試せます。同世代がどれだけいるかを確かめるところから始める形が、最も負担の少ない一歩になります。

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利用者の80%以上が結婚を希望しています。3日以内のマッチ率は97%。

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監修者
藤崎 薫
藤崎 薫 / ミドルシニア専門 婚活アドバイザー

「人生の後半戦こそ、最高のパートナーと。」をモットーに活動する婚活アドバイザーです。大手結婚相談所で10年間、主に40代〜60代の会員様を担当し、数多くの成婚を見届けてきました。若者の婚活とは違い、ミドルシニアのパートナー探しには、介護、資産、そしてこれまでの人生経験という「重み」が伴います。私自身も50代。同世代だからこそ分かる悩みや焦りに寄り添いながら、傷つかないための大人の距離感や、最後の恋を愛に育てるための具体的なアドバイスをお届けします。

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