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元夫と復縁して再婚したい!成功率や事前に知っておきたい注意点を解説

元夫と復縁して再婚したい!成功率や事前に知っておきたい注意点を解説

ラス恋 運営事務局
執筆者ラス恋 運営事務局
2025年7月23日
カテゴリー:ラス恋入門

元夫と再婚する人は意外と多い

再婚者は意外に多い

離婚した相手ともう一度結ばれるなんて、現実には少ないと思っていませんか?実は、一定数の人が元夫や元妻と復縁し、再婚に至っています。

「いまさらヨリを戻すなんてできそうにない...」と思わずに、自分の気持ちを正直に受け止めてみることが、再スタートの第一歩になります。

同じ相手とならいつでも何回でも再婚できる

結婚

同じ人と再婚しても法律上は問題なく、何回でも結婚できます。実際に離婚と再婚を繰り返すカップルも存在します。一度離婚したからといって、再び愛し合えないわけではありません。

年月が経つとお互いの環境や価値観も変わるので、以前とは違った関係を築けることもあります。

特に、結婚当初は子育てや仕事で忙しく心に余裕がなかったけれど、今なら落ち着いて関係を築けそうと感じる人も少なくありません。

民法733条1項にて、離婚後の子どもの父親を確定させるために100日経過しないと再婚できない決まりがありますが、同じ人であればいつでも再婚して大丈夫です。

再婚の成功率は10%未満

復縁カップルの再婚率に関して正確なデータはありませんが、総務省の統計によると、2023年に結婚したカップルのうち夫婦ともに再婚したケースは9.6%となっています。

つまり、元パートナーとの再婚は10%未満であることが予想されます。

一方、夫または妻が再婚のパターンは15.5%と、他のパートナーと再婚するケースの方が多めです。

元パートナーとの復縁・再婚が少ない理由は、離婚原因が解決されていないまま復縁してしまったり、お互いに「今度こそ大丈夫」と期待しすぎてしまうケースが多いからです。

もちろん、すべての再婚がうまくいかないわけではありません。きちんと話し合いを重ねたり、時間をかけて関係を再構築することで、再婚が良い結果につながる人もいます。

再婚を意識した瞬間とは?

人によって再婚を意識する瞬間はさまざまです。

特に50代を過ぎて生活にゆとりが出てくると、ふと「このままずっとひとりかもしれない」と感じることがあります。

そんな時に元夫と再会したり、子どもの手が離れたことで、心に空いたスペースに懐かしい気持ちが入り込んでくるのです。

子どもの独立が心の変化をもたらした

ビジネスウーマン

子どもが独立した瞬間に、生活がガラリと変わったと感じるシングルマザーの方は少なくありません。今までは「母親」としての役割に全力を注いできたけれど、いざひとりになると時間にも気持ちにも余裕が生まれます。

その空白にふと元パートナーの存在が浮かんできて、「あの人となら、もう一度向き合えるかもしれない」と思うようになる方もいるのです。

また、子どもが再婚に理解を示してくれた場合、心の迷いも少なくなり、安心して前に進む気持ちになれるのも大きな変化といえます。

再会して気持ちが再熱した

再会

住んでいる場所が近い場合や子どもの成人など、ふとした再会がきっかけで、忘れかけていた感情がよみがえることがあります。

昔と同じように笑い合えた瞬間や、落ち着いた雰囲気の中で交わす言葉に、当時よりも深い安心感を覚えることもあるでしょう。

年齢を重ねると若い頃には見えなかった相手の良さがくっきりと感じられるようになり、「この人といると自然体でいられる」と思う場面が増えるのです。

過去には喧嘩が絶えなかったとしても、年齢を重ねたことでお互いに丸くなり、気持ちに余裕が生まれているケースも少なくありません。

そんな中で、素直な気持ちで相手に向き合えるようになり、再婚への意識が高まっていくのです。

経済的に厳しくなった

経済的

離婚後は自分の力で生活を支える日々が続きます。最初のうちは自由さや解放感を感じても、年齢を重ねるにつれて将来の不安や収入の減少が現実味を帯びてきます。

特に子どもが独立したあとの生活費や老後資金の心配は、ひとりで抱えるには重いものです。そんなとき、元パートナーの存在がふと思い出されることがあります。

「この先、ずっとひとりで大丈夫かな」と思ったとき、過去に築いてきた安心感のある関係が支えになるかもしれません。

金銭的な理由だけでの再婚はおすすめできませんが、心の安定や生活の安心を共有できる相手として、元配偶者の存在が頼もしく思えてくることは十分にあります。

相手の嫌なところが直った

嫌なところが直った

感情的な態度や生活習慣のズレなど、離婚の大きな理由になった「相手の嫌な部分」に、当時は我慢の限界を超えていたかもしれません。しかし離婚後に年月が経つと、お互いに反省したり成長したりするものです。

久しぶりに再会したときに「前より落ち着いている」「昔のようなイライラがなくなってる」と感じることがあります。逆に相手から

  • 「自分の未熟さに気づいた」
  • 「もっと大事にしたかった」

と言われたことで、心が和らぐ人もいます。

過去を乗り越えて変わった相手を見たときに、「今ならうまくやれるかも」と思えるなら、それが再婚への大きなきっかけになるでしょう。

勢いで離婚してしまったことの後悔

喧嘩の末に感情のまま離婚を決断してしまった人も多々見受けられます。

当時は冷静になれず、別れる以外の選択肢が見えなかったとしても、時間が経つと「あのとき話し合えていたら…」と後悔が浮かんでくるのです。

特に元夫が浮気や暴力などをしたわけではない場合、日常のすれ違いが原因だったなら、気持ちの整理がついてから未練を感じやすくなります。

「離れてわかった相手のありがたさ」に気づいたとき、復縁を真剣に考えるようになるのです。そして、再び連絡を取るきっかけができたときに「もう一度やり直したい」と思えたなら、それは過去の反省を活かせている証拠です。

復縁からの再婚で幸せになった人の声を紹介

幸せ

実際に元夫と再婚して幸せを手に入れた女性たちは、どのような経験を経て、ふたたび歩み寄ることができたのでしょうか。ここでは、離婚後に気持ちが再燃し、復縁からの再婚という道を選んだ人たちのリアルな体験談を紹介します。

離婚後10年越しの再婚が叶った話

再婚

「もう二度と会わない」と心に決めて離婚したのに、10年後にふたたび結婚するとは思ってもいませんでした。40代で離婚して、子どもを育てながら仕事に追われる日々。

そんなある日、共通の知人の結婚式で元夫と再会しました。

最初は気まずさもありましたが、昔より落ち着いた雰囲気になっていて、正直なところ驚きました。会話も自然と弾み、何度か連絡を取り合うように。

お互いの近況を話すうちに、再婚の話が出たのです。10年の月日がそれぞれの価値観を変え、お互いを大切に思える関係に変わっていました。今では、過去の失敗を乗り越えたからこそ築けた穏やかな結婚生活を楽しんでいます。

子どもも喜んでくれた元夫との再婚

再婚

息子が大学を卒業して実家を離れた後、ぽっかりと空いた時間の中で、ふと元夫のことを思い出しました。

子どもがまだ小さかった頃は、お互いに余裕がなく、すれ違いばかりでした。連絡を取ってみると、彼も独り身で「たまには食事でも」と誘ってくれました。

久しぶりの再会は緊張しましたが、話しているうちに懐かしさと安心感が戻ってきたんです。その後、数回会ううちに「もう一度やり直したい」と彼から言われました。

息子に相談すると「お父さん、悪い人じゃなかったよ」と笑って背中を押してくれました。今は、家族3人で過ごす時間が少しずつ増えていて、「この選択は間違ってなかった」と実感しています。

復縁からの再婚で幸せになれるケース

幸せ

すべての復縁がうまくいくとは限りませんが、条件が整えばふたりの再出発が実を結ぶこともあります。ここでは、復縁からの再婚で幸せをつかんだ人たちに共通するポイントを紹介します。

離婚した原因が解決した

解決

離婚した理由が解消されていれば、復縁からの再婚も前向きに考えられます。たとえば、

「当時はお互いに仕事が忙しくすれ違いが多かったけれど、今はライフスタイルにゆとりが出て気持ちにも余裕ができた。」

こうした変化は、以前なら言い合いになっていたような小さな問題も穏やかに乗り越えられる土台になります。大切なのは、同じ失敗を繰り返さないための「気づき」があるかどうかです。

反省を経て相手と向き合い、ふたりの関係を見つめ直したからこそ、もう一度一緒に歩もうという気持ちになれるのです。

子どもが再婚に賛成している

再婚

子どもが再婚に賛成してくれることは、復縁後の関係にとって大きな安心材料になります。特に思春期や成人している子どもがいる場合、親の再婚に反対されるケースも少なくありません。

けれども、時間をかけて信頼を築き直し、親子でしっかり話し合えた結果、子ども自身が「もう一度ふたりで幸せになってほしい」と後押ししてくれた例もあります。

再婚はふたりだけの問題ではないからこそ、家族の理解があると、より前向きに進めることができるのです。

お互いに歩み寄れる

歩み寄り

復縁から再婚してうまくいく人たちには、「お互いに歩み寄れる」姿勢がしっかりと根づいています。過去の結婚生活では、どちらかが我慢しすぎたり、相手にばかり期待していたこともあるかもしれません。

しかし、再婚後は、相手の立場や気持ちを尊重しながら話し合いを重ねていくことができる関係性を築いています。

たとえば家事の分担やお金の使い方、家族との関わり方など、以前は衝突していた部分も冷静に相談できるようになったという声もあります。

再婚をきっかけに、お互いを思いやる気持ちを大切にすることで、以前よりもあたたかい家庭が生まれているのです。

周囲が応援してくれる

周囲の応援

再婚後の生活をスムーズに進めるには、まわりの応援が大きな支えになります。特に、家族や友人がふたりの関係を理解し、あたたかく見守ってくれると、安心して新しい一歩を踏み出すことができます。

たとえば、再会のきっかけをくれた友人が「やっぱりお似合いだよ」と背中を押してくれたり、子どもや親戚が祝福してくれると、自然と気持ちも前向きになりますよね!

逆に、周囲に反対されてしまうと、いくらふたりの気持ちがあっても不安や迷いが大きくなるものです。理解者がそばにいることは、復縁再婚を幸せなものにするための大切な土台になるのです。

復縁からの再婚が失敗するケース

失敗

ここでは、復縁からの再婚が失敗するケースを紹介します。

  • 離婚した原因が相性の問題だった
  • 価値観が合わない
  • 浮気・不倫が原因だった
  • 自分を犠牲にした再婚
  • 相手の内面が変わっていない

離婚した原因が相性の問題だった

相性

復縁からの再婚がうまくいかない理由として多いのが、「そもそも相性が合っていなかった」というケースです。たとえば、考え方や価値観、生活スタイルが根本的に違っていた場合、いくら努力してもズレが解消されないことがあります。

最初の結婚では情熱や勢いで乗り越えられたかもしれませんが、再婚後は現実的な問題として再びぶつかってしまうこともあるでしょう。

性格や習慣の不一致は、小さなすれ違いが積み重なりやすく、再び同じ理由で離婚に至ることもあるのです。復縁を考える際には、「感情」だけでなく「相性」という視点でも冷静に振り返ってみることがとても大切です。

価値観が合わない

価値観のズレは、再婚後の生活に大きな影響を与えます。お金の使い方、子どもとの関わり方、休日の過ごし方、家族付き合いなど、日々の小さなことでも意見が合わないとストレスを感じてしまいます。

結婚生活を続けていくうえで、価値観が近い相手との関係は安定しやすいです。しかし、再婚では「前は気にしていなかったけれど、今回は違和感を強く感じる」といったように、小さな違いが大きな溝に変わることもあります。

とくに50代以降はライフスタイルが確立しているため、互いに譲り合えずぶつかることも多いです。再婚前には、お互いの価値観をじっくり話し合っておくことが大切です。

浮気・不倫が原因だった

過去の離婚原因が浮気や不倫だった場合、その相手との復縁は慎重にならざるを得ません。裏切られた記憶はそう簡単に消えるものではなく、再婚後もふとしたことで不安や疑念がよみがえってしまうことがあります。

「もう浮気しないと約束してくれたから」と気持ちを押し込めて再婚しても、心から信じきれないままでは穏やかな生活は築きにくいです。

また、相手に反省や変化が見られないまま再婚すると、同じことが繰り返される可能性もあります。

大切なのは、過去の問題とどう向き合ってきたか、どれだけ変わろうとしてくれているかを見極めることです。気持ちだけで進むのではなく、信頼の回復に必要な時間と対話をしっかり重ねることが大切です。

自分を犠牲にした再婚

我慢
  • 「子どもが喜ぶから」
  • 「周囲に勧められたから」

といった理由で、自分の気持ちを置き去りにしたまま再婚を選ぶと、後悔につながることがあります。再婚はあくまで自分自身の人生の再スタートです。

周囲の期待に応えるための結婚は、相手との関係がうまくいかなくなったときに「自分は本当に望んでいたのか」と悩む原因になります。

再婚はゴールではなく、新しい人生のはじまりです。相手と向き合い、自分の人生に本当に必要なパートナーかどうかを見つめ直してから決断することが重要です!

相手の内面が変わっていない

復縁再婚がうまくいかない大きな理由のひとつが、相手の内面が以前と何も変わっていないことです。

離婚に至った背景には、性格の不一致や思いやりの欠如、生活への価値観のズレなど、さまざまな原因があったかもしれません。

それにもかかわらず、相手が過去と同じままの言動や態度で接してくる場合、再びストレスを感じる毎日が始まってしまいます。

復縁は過去をやり直すのではなく、新しい関係を築くものです。相手が変わったのか、自分も変わったのかを冷静に見つめる時間を持つことが大切です。

復縁して再婚する前に考えたいこと

考えたいこと

復縁して再婚することには希望もありますが、同時に慎重さも求められます。とくに離婚を経験しているからこそ、「同じ過ちを繰り返したくない」という気持ちは強いものです。

ここでは、復縁して再婚する前に考えたいことを2つまとめました。

  • 相手も再婚できる状況なのか
  • 世間体を乗り越えられるか

相手も再婚できる状況なのか

OK

再婚には自分の気持ちだけでなく、相手の状況も大きく関わってきます。たとえば、相手が現在仕事や家庭のことで多忙であれば、結婚生活を再び始める余裕がない場合もあります。

また、相手にも新たな人間関係や家族の事情がある可能性もあるでしょう。

気持ちが再燃しても、タイミングが合わないと関係はうまく進みません。相手が再婚に対して前向きかどうか、今の生活にあなたが入る余地があるのかを丁寧に確かめることが大切です。

復縁の第一歩は、相手も同じ方向を見ているかを確かめることから始まります。

世間体を乗り越えられるか

世間体

再婚に踏み切るうえで、多くの人が気にするのが「世間体」です。

とくに元夫との復縁再婚となると、「なんでまた?」と周囲から思われるのではないかと不安になる方も多いです。

しかし、人生を歩むのは他人ではなくあなたなので、周囲の目を気にして幸せを逃してしまうほうが、あとで後悔することもあります。

もちろん、子どもや親しい人たちへの配慮は必要ですが、自分が納得して前向きな気持ちで再婚を望んでいるのであれば、その気持ちを大切にしていいのです。

信頼できる人に相談しながら、自分の気持ちを言葉にすることで不安が軽くなることもあります。世間体よりも、自分自身の幸せを見つめる勇気が復縁再婚への第一歩です。

再婚したら戸籍はどうなる?

戸籍

元夫と復縁して再婚する場合、戸籍上の扱いがどうなるのか気になる方も多いです。

ここでは戸籍に関して詳しく解説します。

同じ人と再婚してもバツイチは消えない

離婚

元夫との再婚を考えたときに、多くの方が気にするのが「バツは消えるのか?」という点です。結論から言うと、同じ相手と再婚しても戸籍上の「離婚歴」は消えません。一度婚姻関係が終了したという事実は戸籍に記載され続けます。

つまり、法律的には再婚後も「バツイチ」という履歴は残るのです。ただし、それによって不利益を受けることは基本的にありません。再婚相手が元夫であることを理由に、手続きや社会的な扱いが変わることもないのです。

大切なのは「再び同じ人と歩もう」と思える気持ちの部分です。形式にとらわれず、ふたりでどんな未来をつくっていくかが何よりも重要だといえます!

子どもの戸籍は基本的には変わらない

子供

元夫と復縁して再婚したとしても、子どもの戸籍は自動的には変わりません。離婚時に母親の戸籍に入っていた子どもは、そのまま母の戸籍に残っているケースが多いです。

その後、同じ人と再婚しても、子どもが父親と同じ戸籍に戻るには「入籍」の手続きが必要です。つまり、戸籍を一緒にするためにはあらためて役所に申請しなければなりません。

親の都合だけで決めず、子ども本人の気持ちを大切にすることがとても重要です。法律上は別々でも、家族としての絆は育てていけます。まずは家族みんなで話し合うことから始めてみてください。

復縁からの再婚は新たな幸せのスタート

元夫との再婚は、離婚の原因をしっかり振り返り、相手と自分の気持ちが前向きに変化しているかを見極めることが大切です。

子どもの反応や周囲の声も気になるかもしれませんが、自分の人生をどう生きたいかを優先してください!

戸籍や世間体を気にするよりも、もう一度築きたい「幸せな家庭像」に目を向けてみましょう。復縁再婚は、過去の失敗を糧にしたあたらしいスタートです。焦らず丁寧に一歩ずつ進んでください。