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カテゴリー:ラス恋入門
ラス恋 運営事務局
執筆者ラス恋 運営事務局
2026年9月6日

70代未亡人との恋愛はおかしくない?統計で見る心情・家族・遺族年金

70代未亡人との恋愛はおかしくない?統計で見る心情・家族・遺族年金

70代で恋愛を考えるのは、おかしいことではありません。令和2年国勢調査では70代女性の33.8%が夫と死別または離別しており、ラス恋・ラス婚研究所の調査では「人生を楽しむ終活」の第1位が恋愛・パートナー探し(79.8%)でした。この記事では、亡き夫への想いとの向き合い方、子どもへの伝え方、遺族年金の仕組み、70代からの出会い方までを、統計と制度にもとづいて整理します。

70代未亡人の恋愛は「特別なこと」ではない──3つの統計

70代の女性の3人に1人は、夫と死別または離別しています。感覚的な話ではなく、国の基幹統計が示す事実です。

3つの統計で、「この歳で恋愛を考えるのは自分だけではない」ことを確認します。年代を広げた実態はシニアの恋愛事情!統計データで見る実態と60代以降の恋愛の特徴でも整理しています。

【要点】 令和2年国勢調査では、70代女性の33.8%が夫と死別・離別し、75歳以上では59.5%で配偶者がいる方を上回ります。またラス恋・ラス婚研究所の調査(2025年9月、n=1,926)では、97.5%が「人生を楽しむ終活」を実践しており、そのテーマの第1位は「恋愛・パートナー探し」(79.8%)でした。

70代以上の女性は「夫がいない」が多数派(国勢調査)

70歳以上の女性は、未婚・死別・離別の合計が54.7%で、配偶者がいる方を上回ります(総務省統計局 令和2年国勢調査)。

総務省統計局の令和2年国勢調査によると、70歳以上の女性は未婚・死別・離別を合わせて54.7%で、配偶者がいる方(45.3%)を上回ります。ただし年齢による差が大きいため、グラフで見ると構造がつかみやすくなります。

女性の配偶関係(年齢5歳階級別)

総務省統計局「令和2年国勢調査」人口等基本集計(不詳補完値)より作成

死別・離別 配偶者あり 未婚
65〜69歳
21.8
71.8
70〜74歳
28.7
65.9
75〜79歳
40.2
55.4
80〜84歳
56.3
39.8
85歳以上
79.9
16.3

単位:%

死別・離別の割合は年齢とともに増えていき、80代で配偶者がいる方を上回ります。70代(70〜79歳)では33.8%、およそ3人に1人です。少数派ではありませんが、70代のうちは配偶者のいる方がまだ多数を占めるという構造になっています。

男女差も見逃せません。有配偶の割合は男性が75〜79歳の80.3%、女性が60〜64歳の73.9%をピークとする「山型」で、女性のほうが早く下がり始めます。60歳以上のどの年齢層でも、男性のほうが配偶者のいる割合は高い状況が続いています。

75歳以上女性の60.1%が死別を経験

この傾向は10年以上変わっていません。

日本地域看護学会誌に掲載された文献検討(白川あゆみ、2015)では、2010年国勢調査の時点で、75歳以上の死別経験は男性17.6%、女性60.1%と報告されています。

そして令和2年(2020年)の国勢調査では、75歳以上の女性は59.5%が夫と死別または離別しています。配偶者がいる方は36.5%で、この年齢層になると立場が逆転します。

59.5%
75歳以上の女性が夫と死別・離別(令和2年国勢調査)

10年以上にわたって、同じ水準が続いているということです。70代の「未亡人」は珍しい存在ではありません。日本社会の中に、何百万人という規模でいらっしゃる方々です。

※国勢調査の公表統計では「死別」と「離別」が合算して集計されています。上記の59.5%はその合計値です。

70代の約74%が「人生を楽しむ終活」、1位は恋愛・パートナー探し79.8%

97.5%が終活を「楽しむもの」として実践しており、その第1位のテーマが恋愛・パートナー探し(79.8%)でした。

パートナーを亡くした方々は、その後の人生をどう考えているのでしょうか。私たちラス恋・ラス婚研究所が40歳以上の恋活・婚活の現場で実施した調査「終活と恋愛・健康調査」(2025年9月、n=1,926)では、97.5%が「人生を楽しむことを重視する終活」を実践中と回答しました。

さらに、その「楽しむ終活」のテーマの第1位は「恋愛・パートナー探し」で、79.8%の方が選んでいます。2位は健康習慣(58.3%)、3位は旅行などの新たな体験(40.1%)でした(調査結果の詳細はこちら)。

「終活」というと生前整理や葬儀の準備を思い浮かべがちですが、実態は違います。多くの方が「残りの人生をどう楽しむか」を考え、その中心に恋愛やパートナーとの出会いを据えている。

70代で恋愛に想いを巡らせることは、ごく自然な心情だとデータは示しています。

※本調査の対象は40〜80代です。年代別の内訳は公表していません。

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亡くなった夫への想いと新しい恋は両立できる──罪悪感との向き合い方

それでも多くの方が最初にぶつかるのが、「亡くなった夫に申し訳ない」という気持ちです。

結論から言えば、この罪悪感は不誠実の証拠ではなく、深く愛した方だからこそ生まれる自然な反応です。研究の知見からも、悲しみと新しい恋は矛盾しないことが示されています。死別後の再婚の実際は死別でバツイチになった人との再婚は難しい?死別経験者が語る恋愛事情でも詳しく触れています。

「申し訳ない」という気持ちは自然な反応──悲嘆(グリーフ)の個人差

悲嘆の深さや回復までの期間には大きな個人差があると、複数の研究で確認されています。

大切な人を亡くした悲しみは「グリーフ(悲嘆)」と呼ばれます。心理学の研究(『心理学研究』第68巻3号、1997年)では、60歳以上を対象に配偶者との死別が心身に与える影響が検証され、悲嘆の深さや回復までの期間には大きな個人差があると確認されています。

配偶者の死は、ホームズとレイの「社会的再適応評価尺度」で100ポイントとされ、人生のライフイベントの中で最も大きなストレス要因に位置づけられています。強い衝撃を受けるのは、当然のことです。

一方で、悲しみが長く続いて日常生活に支障が出る状態は「遷延性悲嘆症」と呼ばれ、国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センターによると、死別後1年以上にわたって著しい苦痛を伴う状態が続くのは、死別を経験した方の約10〜20人に1人と報告されています。

つまり多くの方の悲しみは、時間の経過とともに形を変えていくものです。「死別から◯年たったら恋愛してよい」という正解の期間は存在しません。1年で新しい一歩を踏み出す方もいれば、10年かかる方もいる。どちらも間違いではありません。

大切なのは、周囲のペースではなく、ご自身の心のペースです。

悲しみを「乗り越える」のではなく「共存する」という考え方

新しい人を好きになることは、亡き夫を忘れることではありません。

近年のグリーフケアでは、悲しみを「乗り越えて消すもの」ではなく「共存していくもの」と捉えます。日本サイコオンコロジー学会などがまとめた遺族ケアのガイドラインでは、遺族の心の動きを「二重過程モデル」として整理しています。

二重過程モデル(遺族の心が行き来する2つの方向)

✓ 喪失志向:悲しみや心の痛みに向き合い、故人との絆を心の中に置き直していく
✓ 回復志向:家事や仕事など、死別によって生じた変化に取り組み、これからの生活を考える

このモデルで重要とされるのは、どちらか一方に固執せず、2つの間を「揺らげること」です。悲しい日と前を向ける日が交互に来るのは、自然な状態です。

心の中に亡き夫の場所を残したまま、別の場所に新しい人を迎えることは、人の心に普通に備わっている力です。ガイドラインでも「折り合いをつけることは、大切な人を忘れることではない」と整理されています。

実際、新しい恋を始めた方の多くが「亡き人への感謝の気持ちは変わらない」と口にします。過去を否定しないからこそ、今を大切にできる。

そう考えると、罪悪感は「消すべきもの」ではなく「一緒に連れて歩いていくもの」と捉えられるようになります。

遺影・仏壇・お墓など、目に見えるものとの向き合い方

向き合い方に決まりはありません。ご自身が納得できる形であれば、それで十分です。

罪悪感を強める要因として、遺影や仏壇など「目に見えるもの」の存在があります。

この点について、日本には独特の文脈があります。死別研究では、故人を忘れるのではなく関係を心の中に置き直していく過程を「継続する絆」と呼びます。大阪大学に提出された博士論文(中里和弘)では、日本では多くの方が仏式の葬儀を行い、その後も法要を続けていくという儀礼の構造があり、そこを通じて故人との絆が保たれていくことが指摘されています。

仏壇や位牌、お墓は、絆を断ち切るための障害物ではなく、絆を置いておく場所として機能しているという整理です。処分するか残すかの二択で考える必要はありません。

気持ちの区切りのつけ方(例)

✓ 新しい関係が始まるタイミングで、遺影やお墓に一言報告する
✓ 仏壇はそのままに、気持ちの整理は自分の中で別に進める
✓ 宗教的なしきたりが気になる場合は、菩提寺の住職に相談する

「報告したら不思議と肩の荷が下りた」という声も届いています。形にこだわる必要はありません。ご自身が納得できる形であれば、それで十分です。

子ども・家族への伝え方──51.2%が「話す/話したい」と回答

心情の整理がついても、次に悩むのが子どもへの説明です。心強いデータがあります。

中高年の過半数が、子どもへのカミングアウトに前向きな姿勢を示しているのです。実際に家族へ打ち明けた方の声は60代のマッチングアプリ体験談9選!成功・失敗のリアルな声と出会いまでの全記録にも収録されています。

【要点】 中央大学の山田昌弘教授が監修した調査(2025年8月、子どもがいる方 n=1,020)では、51.2%が「マッチングアプリの利用を子どもに話す/話したい」と回答しました。残りの「話したくない」層では、理由の第1位が「自分自身の人生だから」(46.8%)でした。

51.2%
子どもに「話す/話したい」
(2025年8月、n=1,020)
46.8%
話したくない層での
理由1位「自分自身の人生だから」

伝えるタイミングと伝え方の基本

基本は「交際が落ち着いた段階で、事実から簡潔に」。結婚の話とは切り分けて伝えます。

中央大学の山田昌弘教授(家族社会学)が監修したラス恋・ラス婚研究所の調査(2025年8月、子どもがいる方 n=1,020)では、51.2%が「子どもに話す/話したい」と回答し、女性では43.6%が「話せる・話している」と答えています。男性は23.5%で、女性のほうが打ち明けやすい傾向がありました。

同じ調査で「話せるきっかけ」を聞くと、第1位は「パートナーが見つかったら」(45.3%)でした。つまり多くの方は、交際相手が決まってから伝えることを想定しています。

伝える場合の基本は、「交際が落ち着いた段階で、事実から簡潔に」です。交際が始まったばかりで将来が不透明な時期に伝えると、子ども側も反応に困ります。

「お付き合いしている方がいる」という事実を、結婚の話と切り分けて伝えると受け止めやすくなります。私たちのもとにも「娘に話したら応援してくれた」という声が届いており、予想より前向きに受け止められるケースは珍しくありません。

反対された場合の対話の進め方

反対の正体は、多くの場合「否定」ではなく「不安」です。

反対されるケースもあります。ただ、同じ調査で「話したくない」理由を見ると、「反対されそう」を挙げた方は5.6%で最下位でした。反対を強く恐れている方は、実は少数です。

実際に反対された場合、その背景にあるのは多くの場合、親の幸せへの否定ではなく、「相続で揉めないか」「介護の負担はどうなるのか」「騙されないか」という不安です。

対話のコツは、不安を聞き切ることから始まります。そのうえで「籍は入れないつもり」「財産のことは専門家に相談する」など、不安の一つひとつに具体的な回答を用意しておくと、話が進みやすくなります。

相続の扱いはケースによって異なるため、金額や法的手続きが絡む場合は、弁護士や司法書士への相談をお勧めします。

「自分自身の人生だから」46.8%──伝えない選択も尊重される

伝える・伝えないのどちらも、データのうえでは珍しくない選択です。

同調査で「話したくない」と答えた方の理由の第1位は「自分自身の人生だから」で、この層の46.8%が挙げていました。2位は「不安にさせたくない」(18.1%)、3位は「気まずい」(16.9%)です。

1位の理由が「気まずさ」や「後ろめたさ」ではなく「自分の人生だから」であるという点が、この数字の意味するところです。伝えないという選択は、隠しごとではなく、自立した判断として選ばれています。

成人した子どもと親は、それぞれ独立した人生を生きています。伝える・伝えないのどちらも、データのうえでは珍しくない選択です。家族の距離感や関係性に合わせて、無理のない形を選ぶのがお勧めです。

再婚・事実婚・籍を入れないパートナー──遺族年金と関係の形の基礎知識

交際が進むと、「この先、籍を入れるのか」という問題に直面します。ここには感情だけでなく、遺族年金という現実的なお金の問題が関わります。

制度を知らないまま進めると思わぬ経済的損失につながるため、基礎知識を整理します。

3つの形の違い──制度・家族・気持ちの3軸で比較

シニアのパートナーシップには、大きく3つの形があります。

比較軸再婚(法律婚)事実婚籍を入れないパートナー
遺族年金失権する失権する継続受給できる
(事実婚と認定されない範囲)
相続権配偶者として発生原則なしなし
家族の受け止め正式な家族として扱われるケースにより異なる友人・恋人として扱われやすい
気持ちの区切り明確な区切りになる中間的亡き配偶者との関係を保ちやすい

※相続の扱いは個別の事情により異なります。詳細は専門家にご相談ください。

【重要】事実婚でも遺族年金は失権する

「婚姻届を出さなければ遺族年金は続く」は誤りです。事実婚と認定されると受給権は消滅します。

最も誤解されやすいのが、この遺族年金と事実婚の関係です。「婚姻届を出さなければ遺族年金は続く」と思われがちですが、誤りです。

【要点】 日本年金機構の公式案内によると、遺族年金を受けている方が結婚した場合、事実婚(内縁関係)を含めて年金を受ける権利は消滅します。失権した日から遺族基礎年金は14日以内、遺族厚生年金は10日以内に「遺族年金失権届」の提出が必要です。

日本年金機構の公式案内には、遺族年金の受給権者が「婚姻(届出をしていないが、事実上婚姻関係と同様の事情にある場合を含む)をしたとき」に受給権が消滅することが明記されています。

ただし、交際している段階が対象になるわけではありません。ここが最も誤解されやすい点です。

厚生労働省が定める認定の基準では、「事実上婚姻関係と同様の事情」と認められるには、次の2つがそろっている必要があります。

事実婚と認定される2つの要件

① 当事者の間に、社会通念上、夫婦の共同生活と認められる関係を成立させようとする合意があること
② 当事者の間に、社会通念上、夫婦の共同生活と認められる事実関係が存在すること

同居していても事実婚と認められない場合があり、逆に別居でも認められる場合があります。個別の状況で判断されます。

デートをする、食事に行く、旅行に行くといった交際は、この要件に当てはまりません。「恋愛をすると遺族年金が止まる」というわけではないという点は、押さえておきたいところです。

また、旧姓に戻す「復氏届」や、亡くなった夫の親族との関係を終える「姻族関係終了届」は、失権の事由ではありません。これらを出しても遺族年金は続きます。

そして70代の場合、失うものの大きさが65歳未満とは異なります。65歳以降は、まずご自身の老齢厚生年金を受け取り、遺族厚生年金はその差額分を受け取る仕組みに変わります。40歳から65歳まで加算されていた「中高齢寡婦加算」も65歳で終了し、「経過的寡婦加算」に切り替わります。

そのため、70代の方が事実婚によって失うのは「遺族厚生年金の差額部分と経過的寡婦加算」であり、65歳未満の方が失う額より小さくなります。ご自身が納めた保険料に基づく老齢基礎年金・老齢厚生年金は、失権しません。

「遺族年金が止まるから籍を入れられない」という一般論は、70代では前提が変わるということです。

⚠ 手続きを怠った場合の注意点

失権届を出さずに受給を続けると不正受給とみなされ、返還を求められる可能性があります。関係の形を決める前に、ご自身の受給状況を年金事務所で確認しておくのがお勧めです。実際の金額はご自身の年金記録によって変わるため、見込額の試算も同時に依頼できます。

※本記事の制度情報は2026年8月時点のものです。なお2025年に成立した年金制度改正法により、中高齢寡婦加算は2028年4月から段階的に廃止される予定です。

婚姻届を出さない派62.5%──シニアの選択の実態

62.5%
婚姻届にこだわらない関係を希望(2025年8月、n=1,671)

実際の選択はどうなっているのでしょうか。山田昌弘教授監修の「ラス婚における消費調査」(2025年8月、n=1,671)では、62.5%が「婚姻届にこだわらない関係」を希望し、54.8%が別居を希望していました。

内訳を見ると、「別居のパートナー」31.4%、「婚姻届を出して同居」29.9%、「事実婚」15.7%、「ゆるやかな恋人関係」15.4%となっています。「婚姻届は出さない」と決めている方だけでなく、「必要な時が来たら出す」という含みを持った方も含まれる数字です。

恋愛の着地点が「一緒に暮らして籍を入れる」だけではなくなっている、ということです。遺族年金や相続、それぞれの家族との関係を考えると、「籍は入れず、それぞれの住まいを保ちながら付き合う」という形も現実的な選択になります。

形は一つではない。この一点を、押さえておきたいところです。

「籍を入れない」前提の出会いも探せます

目的や希望する関係の形をプロフィールに書けるから、価値観のズレが起きにくい。

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70代からの出会い方4選──年齢層・安全性・費用で比較

「気持ちはあるが、出会いの場がわからない」という声は少なくありません。70代からの主な出会い方は4つ。それぞれ年齢層・安全性・費用が異なります。

比較表で整理したうえで、特徴を見ていきます。手段ごとの深掘りは60代の出会い完全ガイド!マッチングアプリ・イベント・婚活パーティーを徹底比較が参考になります。

出会い方主な年齢層安全性費用目安向いている人
マッチングアプリ(40歳以上限定型)40〜70代本人確認・監視体制あり女性は基本無料/男性1ヶ月4,500円〜自分のペースで探したい人
結婚相談所・お見合い30〜70代仲介者による紹介初期費用+月額1万円〜が一般的第三者のサポートが欲しい人
趣味サークル・コミュニティ幅広い顔が見える関係数千円/月程度自然な出会いを求める人
知人からの紹介幅広い紹介者がいる安心感ほぼ無料人脈のある人

マッチングアプリ──40歳以上限定型なら気後れしない

年齢を限定したアプリなら、若い世代に気後れせず同年代を探せます。

マッチングアプリと聞くと「若い人のもの」という印象がありますが、年齢を限定したサービスもあります。年齢層でアプリを比べたい方は70代向け無料マッチングアプリおすすめ7選〜シニアが安心して使える〜もご覧ください。

たとえば私たちが運営する「ラス恋」は、40歳以上の独身者のみが登録できる恋活・婚活・再婚活アプリです。利用者の80%以上が結婚を希望しており、年齢を偽る必要も、若い世代に気後れする必要もありません。

確認すべき安全対策チェックリスト

✓ 本人確認書類の提出が必須か
✓ インターネット異性紹介事業の届出番号が公開されているか
✓ 24時間365日の監視体制があるか
✓ 通報・ブロック機能が使いやすいか
✓ 料金体系が事前に明示されているか

安全面では、本人確認と24時間365日の監視体制を備えており、インターネット異性紹介事業の届出番号(渋谷25-075711)も公開しています。費用は女性は基本機能を無料で利用でき、男性もマッチング成立までは無料、メッセージのやり取りから有料プラン(1ヶ月4,500円/12ヶ月なら月あたり2,317円)です。

やり取りを重ねてから通話に進みたい場合は、アプリ内の音声通話機能も使えます。本人確認審査が完了していて、お互いにメッセージを5通以上交換していることが利用の条件です。外部の連絡手段に移らずに声を聞けるので、身元を明かす前の段階でも安心して使えます。

結婚相談所・お見合い──仲介者がいる安心感

相手の身元が確認済みで、進め方も相談できるのが最大の強みです。

結婚相談所は、仲介者が間に入って紹介してくれる形式です。相手の身元が確認されている安心感があり、交際の進め方を相談できる点が強みです。

一方で、初期費用と月会費を合わせるとアプリより費用がかかります。また、事業者によって入会できる年齢の上限が設けられている場合があるため、問い合わせの段階で確認しておくと無駄がありません。「自分で探すより、信頼できる人に紹介してほしい」という方に向いています。

趣味サークル・知人からの紹介──自然な出会いの形

心理的ハードルは最も低い方法。ただし出会いの数は限られます。

カルチャーセンターや旅行サークル、ボランティア活動など、趣味を介した出会いは自然で心理的ハードルが低い方法です。知人からの紹介も、紹介者が相手の人柄を知っている点で安心感があります。

ただ、出会いの絶対数は限られます。「この人」という相手に巡り合うまで、時間がかかることもあります。アプリと併用して、出会いの入口を複数持っておく方も少なくありません。

無理のないデートの形──「手をつないで歩くだけの恋」が理想1位21.7%

出会った後のデートに不安を感じる方へ。ラス恋・ラス婚研究所の「夏のデート意識調査」(2025年7月、40〜70代 n=1,133)では、理想の恋の第1位は「手をつないで歩くだけで嬉しい、ときめきをもう一度感じられる恋」で21.7%でした。

21.7%
理想の恋1位
「手をつないで歩くだけの恋」
42.2%
夏にしたい理想のデート1位
「日帰り旅行・ドライブ」

同じ調査で「夏にしたい理想のデート」の第1位は「日帰り旅行・ドライブ」で42.2%、60代男性では53.3%にのぼりました。

70代の恋愛に、派手な演出は必要ありません。一緒に歩き、話し、食事をする。それがこの世代の恋愛の中心であり、多くの方が望んでいる姿です。より詳しい選び方はシニア・熟年向けマッチングアプリおすすめ8選!安全な出会い【2026年】で比較しています。

お茶を飲むだけの相手から探してみる

「結婚前提でなくてもいい」という方も多く登録しています。

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70代の未亡人に想いを寄せた男性へ──実データから見る接し方

この章は、70代の女性に想いを寄せている男性に向けた内容です。死別を経験した方との関係づくりには、理解しておくべき心の背景と、連絡のコツがあります。

一般論ではなく、私たちが運営するアプリの実データからお伝えします。会話が続かないと感じている方はマッチングアプリの会話が続かない40代へ|話題22選と脈あり・脈なしサインも併読すると理解が深まります。

まず知っておきたい、死別を経験した方の心の背景

「返信が遅い」は拒絶ではありません。相手の歩幅に合わせる姿勢が最大の武器です。

相手の女性は、亡き夫への想いを抱えながら、罪悪感や家族の目への配慮と向き合っているかもしれません。先の章「亡くなった夫への想いと新しい恋は両立できる」でも触れたように、悲嘆からの回復には個人差があり、悲しい日と前を向ける日が交互に来るのが自然な状態です。

「返信が遅い」「会うことに慎重」でも、それはあなたへの否定的な感情とは限りません。相手の歩幅に合わせる姿勢が、この年代の関係づくりでは何よりの武器になります。

避けたい言動と歩み寄りのコツ──亡き夫との比較は厳禁

⚠ 具体的に避けたい言動

  • • 亡き夫と自分を比較する発言(「僕のほうが」など)
  • • 死別の経緯への立ち入った詮索
  • • 交際や同棲を急かす言葉
  • • 「まだ旦那さんのことが好きなの?」という詰問
  • • 早い段階での連絡先交換の強要

もっとも、比較してしまいそうになる気持ち自体は、男性側にもよくあるものです。ラス恋ストーリーに登場する62歳の男性は、お相手が死別だと知ったときの本音を「正直、思い出がまだ残っているんじゃないかとか、比べられたら嫌だなと思いました」と語っています。

その男性の場合、お相手が「5年経ったので忘れました」とはっきり伝えたことで、「そこまで覚悟をもって伝えてくれたことがありがたかった」と受け止められたそうです。不安を抱えているのはお互いで、そこを言葉にできると関係が進みます。

連絡先の交換については、相手の信頼が育ってからで十分です。焦りは信頼を損なう最大の要因になります。アプリ内には音声通話の機能もあるため、外部の連絡手段に移らずに声を聞くという選択もできます。

約163万件のメッセージ分析──返信率が高いのは「中文×質問形×夜帯」

返信されやすいのは「質問を1つ含む・中くらいの長さ・夜の時間帯」のメッセージでした。

私たちはラス恋の40歳以上ユーザーが送信した約163万件のメッセージを分析しています。

対象はあくまでラス恋のユーザーであり、70代未亡人個人への一般化はできませんが、中高年のやり取りの傾向として参考になるデータです。

表A:メッセージの書き方別の返信率

要素条件返信率
質問の有無質問あり94.29%
質問の有無質問なし93.04%
文字数20字以下93.54%
文字数中文(21〜80字)93.59%
文字数長文(81字以上)91.56%

表B:送信した時間帯別の返信率

時間帯返信率
夜(18〜24時)67.60%
朝65.80%
昼64.90%
深夜62.56%

※表Aと表Bは集計対象が異なるため、返信率の水準を直接比較することはできません。それぞれの表の中での差をご覧ください。

それぞれの表で最も高いのは「質問あり」「中文(21〜80字)」「夜(18〜24時)」でした。返信されやすいのは、質問を1つ含む、程よい長さの、夜のメッセージということになります。長文で想いを綴るより、相手が答えやすい短めの質問を添えるほうが、会話は続きます。例文はマッチングアプリ最初のメッセージ例文集!返信率が一気に上がる書き方・NG例にまとめています。

返信までの時間も参考になります。中央値で見ると、男性が返信するまでは25.7分、女性が返信するまでは54.5分でした。女性からの返信は男性より時間がかかるのが普通で、遅いからといって脈がないとは限りません。

安心して進めるために──詐欺・金銭トラブルと孤立への備え

前向きな情報だけでなく、リスクについても正直にお伝えします。中高年の恋愛には、ロマンス詐欺や金銭トラブルという現実の危険があります。

ただ、手口を知り、ルールを守れば、リスクは大きく減らせます。手口の詳細はマッチングアプリの危険性5つ|40代以上が警戒すべきロマンス詐欺対策を警察庁データで解説で確認できます。

中高年を狙うロマンス詐欺の手口と自衛策

自衛策の基本は「監視体制のあるアプリ内で、十分な期間やり取りを続ける」ことです。

ロマンス詐欺は、恋愛感情を利用して金銭を騙し取る手口です。「投資で儲かる話がある」「治療費が必要」など、出会って間もない段階で金銭の話が出てきます。

警察庁の統計(令和7年)で目を引くのは、被害が起きる場所です。被害時の連絡ツールはLINEが93.8%を占めており、被害の大半はアプリの中ではなく、外部の連絡手段に移ったあとに起きています。

ここに自衛の線が引けます。監視体制のあるアプリの中でやり取りをしている間は、運営が介入できる状態です。LINEなどに移った時点で、その保護は届かなくなります。

なお被害者の年代は50代が最も多く、全体の約6割は男性です。「高齢の女性が狙われる」という印象と、実際の数字は違います。

交換そのものが悪いわけではありません。「信頼関係ができる前に急いで交換する」ことにリスクがあります。監視体制のあるアプリ内でのやり取りを、十分な期間続けることをお勧めします。

金銭の貸借・投資話には応じない──安全チェックリスト

交際が始まってからも守りたい6つのルール

✓ 金銭の貸し借りは、理由にかかわらず応じない
✓ 投資・仮想通貨・ビジネスの話には乗らない
✓ 初対面は必ず日中の公共の場所で会う
✓ 連絡先交換は、数週間のやり取りの後で判断する
✓ 不安を感じたら一人で抱えず、家族や運営会社に相談する
✓ 高額な贈り物や不動産の話が出たら立ち止まる

「お金の話が出たら関係を疑う」という基準を、最初に決めておくことをお勧めします。判断に迷う場面が来たときに、その場の感情に引きずられずに済みます。

つながりが孤立を和らげる──研究が示す社会的支援の役割

孤独感が最も低い年代は70代(32.6%)。それでも社会的な孤立への備えは別に必要です。

ここで一つ、意外なデータがあります。内閣府「人々のつながりに関する基礎調査」(令和6年、n=10,871)で孤独感を年齢別に見ると、「しばしばある・常にある」と答えた割合が最も低いのは70〜79歳の2.5%でした。孤独感がある方の合計も32.6%で、全年代のなかで最も低い水準です。

年代孤独感がある方の合計
40代42.1%
50代44.8%(最も高い)
60代37.2%
70代32.6%(最も低い)
80歳以上37.9%

つまり70代は、世代として孤独に困っている層ではありません。それでもパートナーを求める方が多いのは、寂しさを埋めるためというより、「残りの人生をどう楽しむか」という動機のほうが近いのだと考えられます。前の章で見た「楽しむ終活」の1位が恋愛・パートナー探しだったことと、話がつながります。

ただし、主観的な「孤独感」と、客観的な社会的孤立(独居や人との接触頻度)は別の指標です。孤独を感じていないことと、いざというときに頼れる人がいることは、必ずしも同じではありません。

1997年の心理学の研究(『心理学研究』第68巻3号)では、社会的な支援が配偶者との死別による心身への影響を和らげる「緩衝要因」になりうることが示されています。「恋愛すれば健康になる」と断定はできませんが、信頼できる人とのつながりが支えになりうることは、研究が示しているところです。

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実際に歩み始めた人たち──40代以上の出会いの実話(ラス恋ストーリー)

データだけでは「自分にもできるのか」という実感が湧かないかもしれません。私たちが運営するラス恋では、実際に交際・入籍に至った方々の実話を「ラス恋ストーリー」で公開しています。

60代女性の実際の使い方は60代女性がマッチングアプリを使うのは現実的?婚活を成功させるための5つのポイントでもインタビュー形式で紹介しています。

💑 ラス恋ストーリーで公開されている実話の傾向

40代以上の男女 死別・離別を経験した方も 交際・入籍まで到達

たとえばVol.11では、夫と死別した60代女性のSさんが、亡き夫と40年をともに過ごしたあと、二度の癌告知を経てラス恋で62歳の男性と出会うまでが語られています。

Sさんは「彼と出会えたのは、亡き主人からの最後のプレゼントのようにも感じています」と話しています。一方でお相手の男性は「旦那さんと死別したと聞いた時、正直、思い出がまだ残っているんじゃないかとか、比べられたら嫌だなと思いました」と、当時の本音を明かしています。

Sさんが「5年経ったので忘れました」とはっきり伝えたことで、男性は「そこまで覚悟をもって伝えてくれたことがありがたかった」と受け止めたそうです。想いを隠すよりも、はっきり伝えたほうが関係が進むことがあります。

順調に交際が進んだ方だけでなく、なかなかマッチングせず時間がかかった方、一度諦めかけてから再開した方など、等身大の経験が並んでいます。「同年代の人が実際に一歩を踏み出している」という事実は、何よりの励ましになるはずです。

※掲載されている体験は個人の感想であり、同じ結果を保証するものではありません。

70代未亡人との恋愛に関するよくある質問

最後に、よくいただく6つの質問にお答えします。

70代で恋愛するのはおかしいことですか?

A. おかしくありません。

令和2年国勢調査では、70代女性の33.8%が夫と死別・離別しており、75歳以上では59.5%にのぼります。またラス恋・ラス婚研究所の調査(2025年9月、n=1,926)では97.5%が「人生を楽しむ終活」を実践しており、その第1位が恋愛・パートナー探し(79.8%)でした。統計上、むしろ自然な心情です。

再婚すると遺族年金はどうなりますか?事実婚でも止まりますか?

A. 事実婚と認定されると受給権は消滅します。ただし交際段階は対象外です。

日本年金機構の案内では、結婚(事実婚を含む)により遺族年金の受給権は消滅します。ただし「事実婚」と認定されるには、夫婦の共同生活を成立させようとする合意と、その事実関係の両方が必要です。デートや食事といった交際は当てはまりません。

届出期限は遺族基礎年金が14日以内、遺族厚生年金が10日以内です。なお65歳以降はご自身の老齢厚生年金を優先して受け取る仕組みのため、失権によって減る額は65歳未満の方より小さくなります。老齢基礎年金・老齢厚生年金は失権しません。2026年8月時点の制度のため、最新情報は日本年金機構にご確認ください。

死別からどれくらい経てば恋愛してよいですか?

A. 決まった期間はありません。

心理学の研究でも、悲嘆からの回復には個人差があると示されています。悲しみが1年以上続いて日常生活に支障が出る「遷延性悲嘆症」にあたるのは、死別を経験した方の約10〜20人に1人とされており、多くの方の悲しみは時間とともに形を変えていきます。1年の方も10年の方も、どちらも正解です。

子どもに反対されたらどうすればよいですか?

A. 不安を聞き切り、具体的な方針を伝えるのが近道です。

山田昌弘教授監修の調査(2025年8月、子どもがいる方 n=1,020)では51.2%が子どもに「話す/話したい」と回答しています。「話したくない」理由のうち「反対されそう」は5.6%で最下位でした。

反対の背景には相続や介護への不安があることが多いため、不安を聞き切ったうえで「籍は入れない」など具体的な方針を伝えると対話が進みやすくなります。「伝えない」という選択も尊重されます。

70代でもマッチングアプリは使えますか?

A. 使えます。

年齢限定型のアプリであれば、同年代の相手と出会いやすい設計です。ラス恋は40歳以上の独身者が対象で、女性は基本機能を無料で利用でき、本人確認と24時間365日の監視体制を備えています。外部の連絡手段に移らずに声を聞けるアプリ内音声通話も用意されています。

相手がお金目当てかもと不安です

A. 不安を感じるのは自然なことです。

ロマンス詐欺は実在します。警察庁の統計では被害時の連絡ツールの93.8%がLINEで、被害の多くはアプリの外で起きています。「金銭の貸借・投資話には応じない」「アプリ内でやり取りを続ける」「初対面は日中の公共の場所で」という3つが基準になります。詳しくは本記事の「安心して進めるために」の章をご覧ください。

まとめ──70代の恋愛は「特別な冒険」ではなく「選択肢のひとつ」

📝 まとめ:70代の恋愛は「選択肢のひとつ」

70代の未亡人が恋愛をすることは、統計のうえでも心情のうえでも、おかしいことではありません。亡き夫への想いと新しい恋は両立でき、家族への伝え方も、関係の形も、一つの正解ではなく選べる時代です。

遺族年金の失権や詐欺リスクといった注意点を正しく知ったうえで、ご自身のペースで考えていただければ幸いです。

33.8%
70代女性の死別・離別
62.5%
婚姻届にこだわらない関係を希望
91.6%
恋は仕事に良い影響を与えると思う

この記事の要点

✓ 70代女性の33.8%が夫と死別・離別、75歳以上では59.5%
✓ 罪悪感は自然な反応で、悲嘆の回復には個人差がある
✓ 子どもへの伝達は51.2%が前向き、伝えない選択も尊重される
✓ 事実婚と認定されると遺族年金は失権する(交際段階は対象外)
✓ 金銭・投資の話が出たら立ち止まる。やり取りはアプリ内で

ラス恋・ラス婚研究所の調査(2025年11月、n=1,280)では、91.6%の方が「恋は仕事に良い影響を与えると思う」と回答しています。同じ調査では70代以上でも72.4%が現役で働いており、70代は生活が止まっている世代ではありません。

始める必要はありません。ただ、選ぶことはできます。もし一歩を踏み出してみようと思われたら、ラス恋で同年代の出会いをご覧いただけます。

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※本記事の調査データはすべてラス恋・ラス婚研究所によるインターネット調査(実施時期・n数は各記載の通り)に基づきます。運営元はアイザック株式会社です。ラス恋はNHK「あさイチ」、BSテレ東「NIKKEI NEWS NEXT」などで紹介されました。

参考文献

監修者
藤崎 薫
藤崎 薫 / ミドルシニア専門 婚活アドバイザー

「人生の後半戦こそ、最高のパートナーと。」をモットーに活動する婚活アドバイザーです。大手結婚相談所で10年間、主に40代〜60代の会員様を担当し、数多くの成婚を見届けてきました。若者の婚活とは違い、ミドルシニアのパートナー探しには、介護、資産、そしてこれまでの人生経験という「重み」が伴います。私自身も50代。同世代だからこそ分かる悩みや焦りに寄り添いながら、傷つかないための大人の距離感や、最後の恋を愛に育てるための具体的なアドバイスをお届けします。

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