卒婚とは?やり方・生活費から卒婚後の新しい出会いまで【40代・50代・60代】

卒婚とは?意味と定義をわかりやすく解説
テレビや雑誌で見かける「卒婚」という言葉。夫婦関係に限界を感じつつも、離婚は踏み切れない──そんな方の心に響く選択肢として注目を集めています。
このセクションでは、卒婚の正確な意味を、離婚との違いを交えながら解説いたします。
卒婚の意味
💡 卒婚とは?
法的な婚姻関係は維持したまま、夫婦としての同居生活を終了する新しい夫婦の形態
「結婚を卒業する」という意味合いを持ち、婚姻届を出したまま別居するライフスタイルです。
離婚とは異なり、法的な配偶者関係は解消されません。つまり戸籍上は夫婦のままであり、相続権や遺族年金などの権利も維持されます。
📋 卒婚の2つのタイプ
別居卒婚
完全に別々の住まいで生活
同居卒婚
同じ家で夫婦関係を最小限に
この概念は2010年代後半から徐々に認知度を高め、特に子育てが一段落した40代〜60代の夫婦に支持されてきました。
NHK「あさイチ」などのメディアで取り上げられたこともあり、今や「卒婚」は人生100年時代における新しい生き方の選択肢として確立しつつあります。
卒婚が注目される背景
なぜ今、卒婚が注目されているのでしょうか。
📊 注目される3つの背景
①「人生100年時代」の到来
定年後も30年近い人生が残る現代、「残り30年の夫婦時間」に不安を感じる方が増加
②「法律婚にこだわらない」価値観
婚姻届=幸せの唯一の形ではないという考え方の浸透
③ 離婚のハードルの高さ
世間体・子どもへの影響・経済的不安を抱えつつも自分の人生を取り戻したい願い
特に50代前後の夫婦は、子どもが独立し夫婦二人きりの時間が増えると、価値観の違いやコミュニケーション不足が表面化することがあります。
卒婚は、そのような懸念を抱えながらも自分の人生を取り戻したいという願いを叶える中間的な解決策として機能しているのです。
卒婚した芸能人・有名人の事例
「実際に誰が卒婚しているの?」と気になる方も多いでしょう。
著名人の卒婚事例がメディアで取り上げられたことで、「卒婚=特殊な例」ではなく「あり得る選択肢の一つ」という認識が広まりました。
たとえば、長年連れ添った夫婦が「お互いの人生を尊重するため」に別居を選んだケースや、子育て終了を機に卒婚を公表した芸能人の報道は、大きな反響を呼びました。
ただし、有名人の事例は参考にはなりますが、一般の方の卒婚とは状況が異なることもあります。自分の状況に合わせた卒婚の形を模索することが大切です。
卒婚と離婚・別居の違い
卒婚を検討する際、最も気になるのが「法的にはどう違うのか」という点です。
ここでは、法律上のポイントを比較表とともに解説いたします。
卒婚と離婚の違いを比較
一般的な横長テーブルではモバイルで見づらいため、卒婚と離婚の違いをポイントごとに整理しました。
このように、卒婚の最大の特徴は「婚姻関係を維持しながら、夫婦としての生活を終了する」点にあります。
離婚とは異なり、戸籍上は夫婦のままなので、相続権や遺族年金などの法的メリットが失われません。
相続・年金・住民票
配偶者の法定相続分
卒婚なら維持される
遺族年金の受給権
卒婚なら受給可能
健康保険の扶養
卒婚なら継続可能
住民票については、別居卒婚の場合は別々の住所に移すことになります。住民票を移すことで、お互いのプライバシーが保護されます。
卒婚で離婚しないのはなぜ?
✅ 離婚せず卒婚を選ぶ4つの理由
① 経済的安定性の確保
相続権・遺族年金を維持しながら独立した生活が可能。特に専業主婦・パート主婦にとって大きなメリット
② 世間体・社会的ステータス
「別居」という形で処理でき、周囲への説明もしやすい
③ 子どもへの影響の軽減
法的には夫婦のままなので「離婚」の事実を伝える必要がない
④ 将来の柔軟性
「お試し期間」として、再度同居の選択肢も残せる
⚠️ 注意
婚姻関係継続中の新しいパートナーとの交際は、法的に不貞行為に該当する可能性があります。詳しくは後述のセクションで解説します。
卒婚のメリット・デメリット
卒婚を考える上で、メリットだけでなくデメリットも客観的に把握することが大切です。
卒婚の5つのメリット
卒婚の5つのデメリット
気になる卒婚後の生活費
卒婚後の生活費は、最も重要かつ複雑なポイントです。
💡 ポイント
民法上の婚姻費用分担義務は別居しても継続します。事前の取り決めが欠かせません。
💰 収入パターン別
収入がある夫婦
各自で負担し、不足分を補う形で協議するのが一般的
専業主婦の場合
夫に対して婚姻費用として生活費を請求可能。離婚時の婚姻費用算定表を参考に協議
📋 書面化すべき5項目
✓ 毎月の生活費支払額
✓ 支払い方法と支払日
✓ 家賃・光熱費・通信費の分担
✓ 医療費・特別費用の取り扱い
✓ 滞納時の対応
これらを公正証書や契約書に記載しておくことで、将来のトラブルを予防できます。
卒婚のやり方を徹底解説
卒婚を実行に移すための具体的な手順とルールを解説します。
卒婚の切り出し方
パートナーとのルール決め
🏠 別居卒婚のルール
✓ 住居:住む場所と家賃の負担
✓ 生活費:月額と支払方法
✓ 連絡頻度:電話・メッセージの頻度
✓ 顔合わせ:子どもとの面会ルール
✓ 大きな決断:医療・不動産の意思決定方法
🏠 同居卒婚のルール
✓ 居住スペース:寝室・リビングの使い分け
✓ 食事:一緒か別々か
✓ 家事:掃除・洗濯・買い物の分担
✓ 来客:友人や家族を招くルール
契約書・公正証書
📝 公正証書の作成
公証役場で作成。費用は約1〜2万円。法的証明力が高まるため、経済的な取り決めがある場合は強くおすすめします。
卒婚後の失敗例4パターン
卒婚の体験談まとめ
実際に卒婚を経験した人の声を聞くことで、「その後の人生はどうなるか」を具体的にイメージできます。
※以下の体験談は、複数の卒婚経験者への取材・相談事例をもとに、プライバシー保護のため詳細を一部変更して再構成したものです。
50代女性
卒婚→離婚→再出発
この体験談のように、卒婚を「お試し期間」として活用し、その先で新しいパートナーとの出会いを見つける方が増えています。
卒婚後の恋愛ってあり?
卒婚を経て、新しいパートナーを探したいと考える方が増えています。ここでは法的リスクと最新の調査データを解説します。
不貞行為のリスク
⚠️ 卒婚中の恋愛=不貞行為のリスク
卒婚は婚姻関係が継続中。新しいパートナーとの交際は民法上の不貞行為に該当する可能性があります。
軽減策:合意書に「お互いの恋愛は自由」と明記。ただし完全な回避にはならないため、法的な結婚を望む場合は離婚への移行が必要です。
どれくらいの人が経験してる?
💗 「最後の恋」を求めるミドルシニア
「手をつないで歩くだけで嬉しい、ときめきをもう一度感じられる恋」が理想の恋1位(夏のデート意識調査 n=1,133)
卒婚後のおすすめマッチングアプリ5選
卒婚や離婚を経て新しいパートナーを探す40代以上の方におすすめのアプリを紹介します。
マッチングアプリの選び方
📋 選び方3つのポイント
① 年齢層の一致
40代以上が中心のアプリを優先
② 安全性の確保
本人確認・24時間監視体制を確認
③ 再婚・バツイチへの理解
離婚歴を明示できる機能があるか
アプリ比較表
※2026年3月時点の税込価格。プラン・支払い方法により異なります。
1位ラス恋

2位マリッシュ

3位ユーブライド

4位アンジュ

5位ペアーズ

卒婚後に結婚を果たした方の体験談
卒婚・離婚・死別を経て、マッチングアプリで新しい出会いを見つけた3人の体験談を紹介します。
※各アプリ公式サイトの成婚事例をもとに、プライバシー保護のため詳細を一部変更して再構成。
54歳男性(ラス恋)
50代女性(マリッシュ)
41歳男性(ラス恋)
よくある質問・回答【FAQ】
卒婚について残っている疑問を、Q&A形式で解消していきましょう。
Q1: 卒婚と離婚の一番の違いは?
婚姻関係が維持されるか解消されるか。卒婚は戸籍上夫婦のままで相続権・遺族年金を保持。離婚はこれらを失うが再婚が可能に。
※詳しくは本記事の比較表をご覧ください。
Q2: 卒婚したら生活費はどうなる?
婚姻費用分担義務が継続。公正証書で金額・支払方法を書面化しておくことがトラブル予防の鍵。
※詳しくは「卒婚の生活費はどうする?」をご覧ください。
Q3: 卒婚中に恋人を作ったら不倫?
法的に不貞行為のリスクあり。合意書に「恋愛は自由」と盛り込むことでリスク軽減可能。法的結婚を望む場合は離婚への移行が必要。
Q4: 卒婚後に再婚したくなったら?
一度離婚手続きが必要(重婚罪のため)。ただし婚姻届を出さない派が62.5%というデータも。事実婚・週末婚など多様な選択肢があります。
Q5: 40代・50代でもアプリで出会える?
急増中。おすすめはラス恋(40歳以上限定)、マリッシュ(再婚理解あり)、アンジュ(30歳以上限定)。本記事の体験談でも54歳・50代・41歳の成婚例を紹介しています。
Q6: 卒婚に弁護士は必要?
卒婚自体に届出は不要。ただし契約書・公正証書の作成時は弁護士や行政書士に相談推奨。公正証書の費用は約1〜2万円。

「人生の後半戦こそ、最高のパートナーと。」をモットーに活動する婚活アドバイザーです。大手結婚相談所で10年間、主に40代〜60代の会員様を担当し、数多くの成婚を見届けてきました。若者の婚活とは違い、ミドルシニアのパートナー探しには、介護、資産、そしてこれまでの人生経験という「重み」が伴います。私自身も50代。同世代だからこそ分かる悩みや焦りに寄り添いながら、傷つかないための大人の距離感や、最後の恋を愛に育てるための具体的なアドバイスをお届けします。

40歳以上限定マッチングアプリ「ラス恋」の副編集長兼広報、Xでは「恋あゆ(@laskoi_jp)」として活動しています! 私自身はバツイチで、娘がこの春から大学進学のために家を出たため、久しぶりの一人暮らしを絶賛エンジョイ中です。「自由で最高!でも、ふとした時に誰かと美味しいご飯を食べたいかも…」そんな揺れる40代のリアルな日常を送っています。 皆さんと一緒に「ラス恋」を楽しみ、時に悩みながら、気になる情報をどんどん発信していきます!
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