Vol#12


「あなたの家族も、私の大切な人」すべてを受け入れてくれた人と“家族になる”ことを選びました
Nさん
年齢51歳
結婚歴独身(離婚)
住まい神奈川県
Mさん
年齢51歳
結婚歴独身(離婚)
住まい東京都
惹かれたのは、飾らない言葉と、まっすぐな笑顔
どんなお相手を求めてラス恋を利用していましたか?
Mさん
私は将来のことをちゃんと考えていたので、相手のプロフィールはしっかり読んでいました。 自己紹介が定型文だけの人はスルーしてましたね。ちゃんと自分の言葉で書いている人を見ると「この人、誠実そうだな」って思えて。 理想は、優しくてまっすぐな人。 私は感覚的なタイプなので、メッセージのやりとりで「この人、合うかも」って思えたら会うようにしていました。
Nさん
僕も、優しい人がいいなって思ってました。 若い頃みたいに一目惚れで突っ走るというよりは、じっくりと向き合える人と出会いたかったです。 一緒にいて、自然と落ち着けるような人。そんな人に出会いたかったですね。
お互いのプロフィールで魅力的に感じた点を教えてください
Mさん
彼のプロフィール写真にキャンプの写真があって、それがすごく印象に残ってます。 ちょうど私もキャンプに興味があった時期だったので、「趣味も合いそうだな」って思ってマッチングしました。
Nさん
彼女の写真の笑顔が、本当にやさしそうで。 仕事で疲れて帰ってきたときに、こんな笑顔で「おかえり」って言ってもらえたら…って、そんな光景が自然と浮かんできたんです。 あの笑顔に惹かれました。
お相手に会いたいと思ったきっかけについて教えてください
Mさん
彼のメッセージ、必ずびっくりマークがついていて(笑) それだけで「元気な人なんだな」って伝わってきましたし、短文でテンポよくやりとりしてくれる感じが、気を遣わなくて楽だったんです。 あと、彼が仕事中に見た風景の写真を送ってくれてたんですよね。 桜がきれいな時期には「今日見たんだよ」って桜の写真を送ってくれたり。 そういう心の動きを共有してくれるのがすごく嬉しかったんです。
Nさん
彼女とはキャンプの話ですごく盛り上がって。 文章もとても丁寧であたたかくて、「きっと会ったら優しい人なんだろうな」って思わせてくれました。 僕は文章が得意じゃないので、やりとりするうちに「早く直接会って自分のことを伝えたいな」と思うようになりました。

雨のドライブデートと、静かに始まった恋
初めて会った時のお話を聞かせてください
Mさん
まだ知り合って間もない時期に「会いませんか?」って誘ってくれたんですけど、最初は少し戸惑ってしまって。 それから1ヶ月くらいやりとりして、ようやく会うことに。 当日は雨だったのに、彼はわざわざレンタカーを借りて三崎港までドライブに連れて行ってくれたんです。 最初のデートからドライブに誘ってくれると思ってなかったので、すごく嬉しくて!とてもテンションが上がりました。 彼はすごく緊張していたけど、私はその優しさだけで心が温かくなって、「この人いいな」って思ったのを覚えています。
Nさん
僕、運転だけは得意なので(笑) 「自分らしさを見せるならこれだな」と思ってドライブに誘いました。 彼女は関東出身ではなかったので、いろんな場所を案内できたらいいなって。 緊張しすぎて第一印象はあまり覚えていませんが、写真で想像していたよりもずっと柔らかい雰囲気で、素敵な方だなと思いました。
どのようにして交際が始まりましたか?
Mさん
最初のデートのあと、なかなかお互いの休みが合わなかったんですよね。 でも気づけば、ほぼ毎日のように電話するようになっていて…。まるで中高生みたいに(笑) 話し始めたら止まらなくて、気づいたら3〜4時間も経ってた…なんてこともよくありました。 ある日、私が仕事でちょっと気持ちが沈んでしまって、「今日は一人で帰りたくないな…」って思ったことがあったんです。 そんな時に真っ先に思い浮かんだのが彼で。 思いきって連絡してみたら、すぐに迎えに来てくれて、家まで送ってくれたんです。 そんなことが2回くらいあったので、「もしかして、次はデートに誘ってくれるのかな」ってちょっと期待したけど、彼はなかなか誘ってくれなくず… でも、それが逆に誠実な人なんだなって感じました。
Nさん
彼女のことは最初から本気で考えていたので、軽はずみな行動はしたくなくて。 「これがラストの恋になるかもしれない」って覚悟で向き合っていたんです。 だからこそ、ちゃんと段階を踏みたかったんですよね。
Mさん
その後、彼が仲間とのBBQに誘ってくれたのですが、ちょうど子どもとのキャンプとかぶってしまったんですよね。 お断りしたことがずっと気になっていました。 でも、そのあとも彼が会いに来てくれて、「自分が行きたくて行ってるから気にしないで」って言ってくれたんです。 その言葉があたたかくて、そこから自然と家に招きたいって思うようになりました。 気づけば、おうちデートが増えて、自然とお付き合いが始まっていましたね。
あなたの家族ごと、愛したいと思えたから結婚を決めました
Mさん
昨年、彼のお父さんが亡くなられて、お母様が認知症だと聞いていました。 そういう背景もあって、彼自身いろいろと迷いがあるんだろうなって思っていて。 でも私は、「大切な人が困っていたら一緒に考えて乗り越えたい」そんな思いがあって彼に伝えました。 そこから将来のことをしっかり考えるようになったんです。
Nさん
正直、自分の家庭の事情が交際のハードルになるんじゃないかと悩んでいました。 でも、彼女が「一緒に考えたい」と言ってくれたことが、本当に嬉しくて。 実はまだプロポーズはしていないんですが、喜んでもらえるようにサプライズを計画中です。
Mさん
彼のお母様と何度かお会いするうちに、お母様の温かさに自然と気づかされていったんです。 ご病気を抱えていても、そこにはちゃんと愛情があって、やさしさがあって… 「こういうお母様だから、彼のような人が育ったんだな」って、気づいたとき、感謝の気持ちが自然と湧いてきたんです。 認知症という病気には、いろんな症状や出方があるけれど、そこに愛情があるかどうかって、やっぱり大きいと思いですよね。 私は彼のお母様に、心から感謝しています。 それが、彼との結婚を決めた一番のきっかけでした。
Nさん
彼女が僕の家族を、まるで自分の家族のように考えてくれることが、何より嬉しかったです。 その姿に、「この人と生きていきたい」と強く思いました。

すれ違い、手放し、そしてまた誰かと手をつなぐまで
Mさん
私が24歳のとき、9つ年上の方と結婚し、10年ほど結婚生活を送りました。 彼の地元である九州にお嫁に行ったのですが、いろいろなことが重なって…特に彼の言葉の強さに、だんだんと心が耐えられなくなってしまったんです。 その頃、長男が不登校になってしまったこともあって、子どものことだけを考える日々でした。 年上の夫なのに、気持ちを相談することもできず、甘えることもできないまま…。 気づけば、別居を経て、そのまま離婚という道を選びました。 離婚後は東京に出て、毎日忙しく働きながら、子どもたちを懸命に育ててきました。 大変なことも多かったけれど、あの時間があったからこそ、今こうして心から安心できる人と出会えたんだと思います。 たくさんの経験を経て、ようやく「自分らしく笑っていられる場所」にたどり着けた気がしています。
Nさん
以前は同じ職場で出会った方とお付き合いをして、結婚まで至りました。 でも、なかなか子どもを授かることができず、仕事を変えてみたり、飲食店を始めたりといろいろ模索する日々が続きました。 やがて運送業を始めたんですが、夜勤も多くなり、家を空ける時間がどうしても増えてしまって…。 その間に、相手に好きな人ができてしまい、気づけば関係はすれ違っていって、最終的に離婚という形になりました。 あのときはつらかったけれど、いま振り返ると、人生の大切な通過点だったんだと思えます。 過去をきちんと受け止めてきたからこそ、今こうして本当に向き合える人と出会えました。 ようやく心から「これからを一緒に歩みたい」と思える相手と出会えて、いまはとても穏やかで、あたたかい日々を過ごしています。
将来設計や何か今後やってみたいことはありますか?
Nさん
今やっている仕事がまだ踏ん張りの時期なので、今の会社を一生懸命やることに集中をしていますが、とにかく彼女と仲良く暮らしていきたいと思っています。
Mさん
これから一緒に暮らす準備を少しずつ始めています。 彼が今、お母様と暮らしているお家に、私も一緒に住む予定です。 それが私たちにとっても、お母様にとっても、きっと一番いい形なんじゃないかなと感じています。 お互いの子どもたちにもすでに会っていて、少しずつ家族としての関係を築いていけたらと思っています。 将来的には、二人でお店を開くのが夢です。 私、子どもが本当に大好きで。いつか「子ども食堂」をやってみたいと思っていて。 利益を追いかけるというよりは、人が自然と集まって、笑顔になれるような温かい場所をつくれたら…そんな想いがあります。

これからラス恋を利用される方へアドバイスをお願いします!
Nさん
「自分も幸せになれる」って、まずはそう信じることが大事だと思います。 幸せな未来をちゃんとイメージしながらラス恋を使っていけば、きっとその日がやってくるはずです。
Mさん
新しい人と出会うって、正直エネルギーがいるし、ちょっと疲れてしまうこともあると思います。 でも、ある程度は「ご縁のある人だけでいい」っていう、いい意味での割り切りも大切だと思うんです。 そのうえで、自分らしさを大事にしてほしい。 飾らない素の自分でいること、そして何より笑顔を忘れないこと。 そうやって自然体で向き合っていれば、きっと「そんなあなたが素敵だ」と思ってくれる人が現れると思います。 メッセージのやりとりのときも、実際に会ったときも、「自分らしくいる」ってことを忘れずにいてほしいですね。
ご結婚おめでとうございます!人生最後のパートナーとの素敵なご縁をお手伝いできたこと、心より嬉しく思います。 これからの毎日が、笑顔と幸せに満ちた温かい日々となりますように。 お二人の末永い幸せを、心からお祝い申し上げます!
ラス恋チーム一同